岩崎城跡の建物の遺構のなかで唯一礎石
を有した建物で、本丸東南の張り出し部分
から発見されました。
縦横共に一間(約181cm)間隔ごとに五
つの礎石が配置され、四間×四間の建物で
あったことが分かります。
岩崎城築城初期の遺構で、隅櫓の原初的
な形態のものであったと考えられます。
調査後はすべて埋め戻され、現在は調査
をもとに復元として作られたものを見るこ
とができます。周辺では貝塚・製鉄炉・柵
等の跡が発見されています。
また、馬出しから降りてきた場所の見通
しがよく、見張りの意味もあったと考えら
れます。
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