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このモニュメントは昭和12年から平成7年までこの地に建てられていた。第二代奏樂堂の棟飾りと舞台の縁石を利用して製作したものである。 平成9年3月 名古屋市 |
![]() 竜ケ池 |
鶴舞公園は明治38年から始められた精進川(現新堀川)開さく工事の土砂で造成されたものである。それ以前このあたり一帯は、旧御器所村の田園地帯で水田や大根畑であった、 もともと潅がい用のため池であった竜ヶ池は日本庭園の修景地として、またボート乗りの池として残されたものである |
![]() 酒匂の滝 |
![]() 浮見堂 |
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竜ヶ池は水の豊富な池であったが、まわりの下水道整備が進むにつれて補給水が減り汚れが目立ってきた。そこで昭和30年、近くのビール工場(サッポロビール)とパイプで結び冷却水の余り水を引く事になった。池への落ち口は落差4Mの「酒匂の滝」と命名され、名は当時の工場長酒匂常伸氏にちなんだものである。ビール工場は平成12年に閉鎖され、暫くは池の水をポンプで汲み上げ滝口から落としていましたが、現在は殆ど水は流れ出ていません。 | 写真では大変綺麗な水の色に見えますが、数年前まで近くに有ったビール工場から給水してもらっていたのですが、工場移転で給水ががストップした為、水の循環が出来なくなり、汚れてしまいました。鶴舞公園には幾つかの池が有りますが、各池とも水質汚染が進行しつつあります。市民の間からもこの事に関して改善を求める声が有りますが、具体案は提示されでいません。早急に綺麗な水の入れ替えを望むのですが、大量の水をどのようにして、安価に交換できるのか今後の課題だと思います。 |
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![]() 菖蒲池 |
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菖蒲池は大正12年(1923)に沼沢地を改造したもので、竜ヶ池から季節的に水が引かれています。大正14年頃から「ぼんぼり」を点灯するようになり、昭和10年頃には「菖蒲祭り」が開催されていました。戦時中はイモやムギの畑となり全く荒廃していましたが、昭和22年から復元工事が始まり、中島、八ツ橋が次々と整えられていく一方、様々な菖蒲を購入し、寄贈を受けたりして、90種2万株の花菖蒲が植わる現在の池ができあがりました。とりわけ花菖蒲が咲き競う初夏にはカメラを抱えた大勢の人達で賑わいます。 |
![]() 胡蝶が池(南) |
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共進会の折りにつくられた池で、蝶が羽根を広げた形をしています。共進会終了後進められた公園建設でも、回遊式日本庭園の中心に位置付けられいます。南半分は戦後進駐軍により埋め立てられ、ベビーゴルフ場になっていましたが、昭和30年に復元されました。その中央には中ノ島があり、青銅製の鶴の噴水と亀が有ります。 |
![]() 胡蝶が池(北) |
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北半分はハスが植えられており、春ともなれば芽を出し、夏には綺麗な花が咲き誇り、私達の目を楽しませてくれます。池の中央(蝶の体の部分)には、鈴菜(すずな)橋が架かっています。当初は純日本式の木造太鼓橋で風情が有りましたが、戦後池の埋め立てと同時に取り壊され池の掘削改修とともに鉄筋コンクリート造り日本風に復元されました。しかし、H18年頃よりハスが殆ど無くなり、ハスの花を見る事が出来なくなりました。原因は池に住むカメかコイが芽を食べたとか、周期的に絶える時期が来たのではないかと言われていますが正確な原因は未だに不明です。公園では、壊滅状態に成ったハスを蘇生させる為、原因の一つと予想されているカメやコイからハスの芽を守る事を目指し、胡蝶が池の中央に架かる鈴菜橋の下に網を張り、北の池からカメとコイを南池に移し、完璧と行かないまでも隔離しました。その結果H25年はハスが多く蘇りつつあります。 H25.6.20.胡蝶が池の激減したハスをよみがえらせようと、鶴舞公園に隣接する鶴舞小学校の児童達が、協会が昨年花から採取した種を二粒ずつもらい、水を張ったコップとバケツの中で一カ月かけて苗を育てた。その苗を池に入った職員に手渡し水面に浮かべた。順調に育てば、葉が大きくなる2〜3年後に花が咲くと言う。 |
H26の胡蝶が池のハスは、職員の努力で絶滅の危機から逃れ最盛期 の姿に戻りました。ハスの繁殖力には驚くべきものがあります。 ここのハスは、色濃く咲く事で有名に成り開花の時期には大勢の 観賞客やカメラマンで朝早くから賑わいます。 |
![]() H26.10.28.ハスの取り除き作業。 |
![]() H26.10.31.綺麗な池になりました。 |
![]() 秋の池 |
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鶴舞公園の中では、めずらしく落ち着いたたたずまいの池です。池のほとりには、秋の景色を取り入れるため、ハゼノキ、モミジなどが多く植えられ秋の紅葉は見事です。明治43年の共進会終了後造られた池で、当時の設計では、現在のテニスコート、市公会堂のあたりに、春の池、夏の池へと水を流す予定でしたが、完成には至りませんでした。池の南にカキツバタ園があり、初夏には彩りを添えます。 |
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普選記念壇 普通選挙法(大正十四年施行)を記念した野外劇場壇。中日新聞の前身名古屋新聞社が改題二十周年(大正十五年)を記念して昭和三年に造られた。 壁面には普通選挙の基本精神「五箇条の御誓文」とその英訳、および建設の趣旨が掲げられている。文章を記した青銅版は戦争で失われたが昭和四十二年に復元された。 |
![]() テニスコート |
![]() 鶴々亭 |
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全天候型テニスコートが4面あり夏季は夜明けが早いので朝5時前からゲームを楽しんでいる方々が沢山みえます。現在の最高齢者は70ン歳だそうです、写真のようにコートは平成16年全面改装さ夜間は照明塔が灯されナイターを楽しむ事が出来ます。 | 昭和三年九月の御大典奉祝名古屋博覧会(昭和天皇の即位を祝う)に、茶席の参考館として、「鶴々亭」を名古屋材木商組合が建築し、同年十月名古屋市へ寄附されたもので、木曽桧材の最高級品を以って建築された木造瓦葺平屋建てです。建築面積九十二、四平方メートル。現在、和室(六畳、十畳)を有料公園施設として、一般の利用に供しています。平成十二年四月には茶室「百華庵」が併設されました。 |
![]() 生垣見本園 |
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立派な生垣をつくるためには、自然条件(気候・土質)にあった樹種を選ぶ事が大切です。この見本園には54種類植えて有りますが、生垣樹としての条件である、刈り込みがきくこと・刈り込んでも下枝が保てること・枝葉が密なこと・などが参考になると思います。どれを選ぶかは植え場所との調和、各人の好みにもよりますが、名古屋地方では、カイズカイブキ・サンゴジュ・アカメ・ネズミモチ・マサキ・などが多く見られます。いずれにしても植栽後の手入れが必要で、とくに刈り込み・施肥・病虫害防除は欠かせぬ作業です。 |
![]() 加藤高明総理大臣の台座 |
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竜ガ池の北側に、一際目立つこの台座は、昭和三年愛知県出身の当時、内閣総理大臣であった、加藤高明氏を顕彰し、銅像の台座跡である。なお、同氏の銅像は昭和十九年戦時物資の不足を理由に供出され撤去された。戦時中の日本は軍需品を作るにも金属類が不足していたので、各家庭にまで金属の供出を強制していた。 |
![]() 鶴舞公園野球場 |
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綺麗に整備された野球場は、春に成り日の出が早くなると早朝野球を楽しむ何組かのチームが、公式審判のもと緊迫したゲームを消化しています。 |
![]() 鶴舞陸上競技場がH30年4月よりサッカー場として利用されるようになりました。 |
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1年弱の工事期間を経て人工芝の綺麗なサッカー場が完成しました。 |
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