シオガマ神社 |
名古屋市中川区西日置一 |
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![]() 鹽竈神社入口 |
名古屋市中川区に架空の動物である河童を御奉りしている、鹽竈神社が有るとの情報を得て好奇心に駆られながら行って来ました。 場所は中川区日置橋交差点を西に2〜300m入った所ですが、この辺り一帯は西日置商店街です。 塩竃神社(しおがま)神社は天白区八事にも有り読みは同じなのですが字が違います。天白区の神社は小高い所にありサクラの名所でも安産の神様でも有るのです。お間違えの無いようにして下さい。 |
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![]() 日置橋交差点と西日置商店街 |
名古屋市中川区西日置、西日置商店街の一角にある鹽竈神社は「安産」のご利益が有ると言われている。この神社の由来は、祭神、塩土老翁命(しおずちみじ)、武壅槌命(たけみかつち)、経津主命(ふつぬし)例祭、毎年十月九・十日。社伝によれば名古屋城築城の際、岩田藤忠なる武士が工事無事、遂行守護を神に祈願する為、仙台の鹽竈大明神を勧請して、日置、古渡の両部落の村境に奉斎したのが始まりと伝えられています。 築城関係の大名の信仰が篤く、福島正則が御手洗盤を寄進した他に、延宝年間(1673〜81)には尾張藩の武将、松平康久が社殿を改修している。文化十三年(1816)秋に日置村字巾に、天保六年(1835)九月に日置村字中田(現在地)に遷座した。 上の写真は入口正面左側に飾られた大きな釜ですが鹽竈神社という事で釜に縁が有ったのでしょうか? |
海の神様 古来より航海又は海で暮らす人々の神様として信仰が篤く、航海又交通の守護神様。 |
塩の神様 塩の製法を教えて下さった神様です。 全てのものは海より生じるとして産業の発展又安産・虫封・延命長寿の御神徳 高き神々様であり、如何なる難事も安く産みまとめ解決に導き、成就して下さる 神様です。 |
「痔の神様」 |
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無三殿大神(むさんでん) |
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無三殿大神は痔の神様として大変珍らしがられている、その理由としては、昔このあたりの川に神聖なるものがひそんでおり、村人の誰もが敬い、川を汚す者はいなかった。 |
![]() 鹽竈神社の境内 |
この神様の正体は、どうもこのあたりの川に住んでいる河童のようでした。ふつう河童に尻を見せると悪さをして尻の根を抜くと言われるが、この河童は痔を治してくれすそうです。いくら痔の神様と言えども、この境内でむやみにお尻をだして祈願しないようにして下さい。あくまでもお賽銭を払いお参りするだけにしましょう。 |
![]() 見事な馬の像でした。 |
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お賽銭を入れてお願い事をしょうとしましたがお賽銭箱のお賽銭を入れる所には板が取り付けられていて入れる事が出来ませんでした。 不思議に思い板を持ち上げてみましたが開ける事が出来ません,そして右側を何気なく見ると鍵付きのお賽銭箱が設置されていました。これは賽銭泥棒に対する防衛策だと理解しましたが、世知辛い世の中に嫌気を感じました。 |
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![]() 参拝者用駐車場 |
左の写真は鹽竈神社から大通りを望んだものですが、正面上に見えるのが名古屋高速です。 鹽竈神社の境内は静かで清掃が行き届いていて都心の喧騒を忘れさせてくれました。この神社には珍しくトイレが無いので参拝の時には充分注意して下さい。 |
このHP作成後、中日新聞”なごや特捜隊”に関連記事が掲載されました。中日新聞の”なごや特捜隊”は、名古屋市内で日頃から不思議に思っていたり、「謎」と思う事を多く市民から募集し、社会部記者が取材し検証するものです。 自分が作成している、鶴舞公園のHPの中の、”ナゴヤ 奇 ナモノ”から他にも「七夕の神様」これは星神社の事、次に「別れるボート」これは東山動物園の上池にまつわる噂のHPですが、自分のHPから3回も取り上げられていました。 社会部記者の取材力はプロそのもので、中日新聞と言う背景の威力で、我々が踏み込めない領域にまで詳細に解明する事が出来るので羨ましい限りである。 |
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