オアシス21管理事務所
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  2002年10月11日 オープン
   
   
    都心に巨大な船が出現した。水の宇宙船呼ばれる建造物で地上高14mで、10Cmの深さで一面に水が張られている。その円周が200mあり、外周は3.3m幅の散歩道になっていてゆったりと歩く事が出来る。後方にはテレビ塔があり、夜間にはライトアップされ、テレビ塔とのコントラストが一層の趣きを演出している。地上公園(緑の大地)は芝生が張られベンチが設置されているのでゆっくりと都心の夜景等を楽しむ事が出来る。地下にはイベント会場(銀河の広場)を取り囲むように31の店舗が営業している。オアシス21へのアクセスは名古屋一の繁華街「栄」からテレビ塔を目指すと分かり易いでしょう。
入場料は無料で、各店舗での買い物は有料です。駐車場は有料駐車場が回りに散在しているので御利用ください。見学時間はイベント等を見なければ1時間前後有れば充分です、午後9時以降は閉園となりますが上から銀河の広場を覗き見る事は出来ます。
後方に見えるテレビ塔は建設されてから50年になり、長く名古屋観光の主役を維持してきたが近年人気は右肩下がりで赤字に転落している、そして地上波デジタル放送が2011年にに一本化されるとその存続が危ぶまれる。と言うのは東京タワーは専用アンテナを設置する余裕はあるが、名古屋のテレビ塔は高さとスペースが足りないのだ。

H23年12月7日、NHK総合アンテナの撤去作業が始まった。H23.7月アナログ放送が終了しテレビ塔は電波塔としての役割を終えた。
NHKの放送は、テレビ塔が完成した1954(昭和29)年に始まった。アンテナは地上180mの頂上付近に、鳥の羽根の様な形をした高さ2mのものが24基並んでいた。その24基を1週間かけて取り外す。来年のH24年1月には民放などのアンテナを撤去し、その後、塔全体の塗装工事に着手し、リニューアルオープンは春を予定している。工事期間中は全館休業となる。
 
  電波塔
 全国のタワーで名古屋のテレビ塔と東京タワーの二つだけが、平成23年の7月でアナログ放送が終了するので電波塔としての役割を終える。名古屋のテレビ塔の高さは180mしかなく、瀬戸市に瀬戸デジタルタワー(245m)からデジタル放送をしている。その影響で名古屋のテレビ塔はテレビ局からの収入が減り経営が苦しくなる。そこで2006年に経営の建て直しを目標に改装し、高さ90mのスカイデッキに昇るとフロアから名古屋の市街が一望出来、夜景や食事を楽しむ観光スポットに生まれ変わっている。改装後の入場者数は年27万人~32万人で一応黒字が続いているが、年間収入の三分の一を占めるテレビ局のアンテナ設置料等の約1億円がH23年度からは見込めなくなる。そこで集客施設として、久屋大通公園を見下ろすカフェ、とか地上部分をを二階建てにし、オープンテラスにする計画をしているが、改築には20億円が必要で、それに耐震工事費も15億円捻出しなければならない。市長に工事費の支援を要請したが具体的な返事は来ていないと言う。
東京タワーは、H24年の春に東京スカイツリー(634m)が完成するので地上デジタル放送送信機能を終える。それに伴い年間10億円以上有る収入を失う。東京タワーでも4年ほど前から営業時間を夜10時まで延長したり、展望台にカフェや音楽ステージを造り集客に努め、昨年は300万人の入場者が有った。しかし入場者はここ数年微増でしかなく、電波塔としての役割を引き続き模索し、東京スカイツリーに地上デジタル放送の送信機能が移転後も、予備電波塔として利用する契約を在京テレビ局6社と結び、経営改善に目安を立てている。

時代の変遷と共に、アナログからデジタルへと移行し、電波塔も新しい機能のものへと必要に迫られれ、デジタル塔として新時代と踏み出した。便利で住みよい環境造りの進化は止む事がない。
 
 
   珍 な オブジェクト
 
 
子供の恐竜
 
親恐竜
 
無限の時計
   
   水  の 宇 宙 船
  地上   14m
円周   200m
外周   3.3m幅
水深   10cm
 
 
   トヨタホームリンク
      氷で無いスケートリンク
 
 
 
時間
平日 13:00~20:00 
土日祝日・冬休み期間
   10:00~20:00

料金
大人(中学生以上)
       1,000円
小人(小学生以下)
        500円
(税込、貸し靴料金含む)
  今年も2011年11月19日から2012年2月12日までの86日間年中無休で滑走出来る、氷で無いスケートリンクがオープンしました。スケートリンクですが、特殊なプラスチックで氷の様にしてあるので、転んでも濡れる事は有りません。
その他、割引が有るので詳細はメ―テレイベント事業部へお問い合わせ下さい。
   電話 052-331-9966です。
 
 
 冬季限定の仮設スケートリンクは、プラスチック樹脂製のパネルを敷き詰めて作る「エコなリンク」で転んでも冷たく無く、電力も水もいらない不思議なリンクです。このリンクは、電気と水の消費が無く、氷よりも抵抗が多いので氷と全く同じ滑走とはいかないが、氷の7、8割の滑りを実感できる。
氷の代わりに使うのはプラスチックの一種ポリエチレン製のパネルで、専用ワックスを散布すると滑り易く成り、通常のスケート靴で滑走が可能です。パネルの敷設方法等はメーカーによって異なるが、欧米を中心に実用化されている。
氷を使った仮設リンクを作るには、氷を維持する為の冷却装置や、冷却装置を動かす為の発電機が必要に成り、発電機は主に軽油を使うので、二酸化炭素が排出される。
一方、パネル式リンクは、節電やエコの志向にも合致し、維持費も氷の十分の一で済む。
パネル式の本格的なリンクは、静岡県御殿場市の観光施設「時之栖(すみか)」にあるスワンレイクスケート場で、スペイン製のパネルを採用した30m×60mのフルリンクです。2008年にオープンした常設リンクはですが、夏場の暑い時は、夕方以降のスケート教室参加者限定の営業となっています。
愛知県では、「日本モンキーパーク」にも有り、2月26日まで営業しています。
 
 
上から見たリンク
 
夜はイルミネーションが点灯します。
   
 
パフォーマンスショウも行われています。
 
ウルヒィ(メーテレ・キャラクター)
 ウルヒィは欲張りな「羊の皮をかぶった狼」です。羊と狼、両方の良い所を目指しています。だからメーテレ50周年スローガンは
「羊も。狼も。メーテレ」
 
 
   屋 外 公 園 
   
   
みどりの大地
夜は歩道に下からライトが当たり光の上を歩いている錯覚にとらわれる。
この園内にはペットの持ち込みは禁止されています。
 
   
 
 風のオルガン
夜は淡い光が放たれ時間でメロディーを奏でる。
 
オープン当時は人気が加熱し2時間待ちの状態となった。
 
 
上から見たみどりの大地北側。
 
   
上から見たみどりの大地南側。
 
銀河の広場へ通じる
エスカレーター
 
水の宇宙船へは螺旋階
 段でも登る事ができます。
   オアシス21の皆が知らないハナシ!
   
  ① リモコン掃除機
  オアシス21の「水の宇宙船」には深さ10cmの水が張られているので、水の汚れと底のガラス面を掃除しなければ成りません。その掃除機はリモコンで操作され、清掃時間は3時間程です。月一回の作業ですが遭遇すればその日はラッキー・・・ 
 
   
   ② 魚が泳いでいる
  「水の宇宙船」から水の中をのぞくと魚が泳いでいる! 様に見えるのですが、これは「銀河の広場」に置かれている魚形の白いベンチが上から見ると水の揺らぎで泳いでいるように見えるのです。是非確認しては・・・・・
 
   
   ③ コインロッカーにキーが無い
  コインロッカーには普通コインを入れてキーを保有するのですが、オアシス21のコインロッカーは登録システムで携帯電話の電話番号を登録しコインロッカーの前で電話番号を押すと扉が開閉するシステムになっています。一度お試しを・・・・(3H→400円)
 
   
   ④ 其の他
  限定販売ですがシュウマイバーガーが有ります。そして名古屋名物のきしめん風変わりメニューも有りますので試食されては如何でしょうか・・・・
11月頃、テレビ塔地上100mの所にクリスマスイルミネーションが点灯されます、16,000個の電球が夜空に華やかな色彩を放ちます。
 
 
  還暦に成ったテレビ塔・・・。
H26.06.20.テレビ塔が開業60周年を迎えたこの日だけは、展望料金700円が開業当時の50円にした。懐かしさも手伝い一時はエレベーターを待つ行列も出来、展望台の望遠鏡も開業当時の10円にした。来場者の中には、昔を偲び「開業当時は名古屋港も東山も綺麗に見えたが、周りのビル群で何も見えなくなった。」と時代の進歩を実感していた人も居た。
 
 
  4月下旬から始まった、新ライトアップ工事は、テレビ塔に1万個の発光ダイオード(LED)電球を取り付けるのだ。テレビ塔は高所で、足場が組めない為、鉄塔専門のとび職が担当した。地上25mの4階屋上から鉄骨に登り、10cm間隔にLEDを並べた長さ2,5mのレールを鉄骨に結束バンドでくくりつけて行く。東京のスカイツリーなどは近くから照明を塔に当てて浮かび上がらせているが、テレビ塔は鉄骨そのものに光源を取り付けるのは珍しいらしい。その為苦労も多く、くの字に折れ曲がる所で光が離れない様に調整しなければならない。6月9日頃から試験点灯を繰り返す予定です。「煌(きらめき)」と名付けられたライトアップは、ダイヤモンドの輝きをイメージしたデザインだ。そして中央のエレベーターシャフトも光らせると言う。テレビ塔の再生には心より期待したいものです。  
 
   名古屋テレビ塔・・・・・・・
東京タワーを手掛けた早稲田大の内藤多仲博士が設計。2005年に国の登録有形文化財になった。テレビ塔は、東京タワーより4年早く、中日ドラゴンズの初日本一と同じ1954年に完成した。
来場者数は完成から289日で100万人を突破した。近年は年30万人で推移。地デジへの完全移行後、電波塔の役割は愛知県瀬戸市の「瀬戸デジタルタワー」が担っている。再オープン(H24.04.26)後も展望料金、中学生以上600円、小学生300円、65歳以上500円は従来と同じ。4階の飲食店は貸し切り専用になる。
H24.04.26.5月に開業する東京スカイツリーより一足先に新装オープンした。先端のテレビ送信アンテナを撤去をし、外観はそのためスリムに成り、7年ぶりに銀色に塗り直しも終え再オープンした。1954年に誕生した高さ180mの銀色の塔は、すらりとした姿に戻り、塗り直しを終えて輝きを増した。1960年前後にテレビ各社が塔の先にアナログ波の送信アンテナを取り付けたので、塔はややずんぐりと見えるようになっていた。改修でテレビ送信アンテナを撤去したのでスマートに成り、スマートフォン向けの番組配信の小さなアンテナだけになった。展望台があるスカイバルコニーには簡易の座席を置き、ゆっくり見てもらえるようにした。案内板には日英中韓四カ国語で読み上げる機能がついた。 
 
 
 
H24.02.17.
昨年7月の地上デジタル放送全面移行で、電波塔としての役目を終えた名古屋テレビ塔で、民放のアンテナ撤去工事が始まった。CBC(中部日本放送)、東海テレビ等の順で続き、4月末には1954年の開業当初の姿に戻る。
テレビ塔にはアナログ放送時代、232基ものアンテナが使われていた。NHK総合のアンテナは24基有ったが昨年12月に撤去された。CBCのアンテナは地上135〰150mの位置に48基があった。
作業員は命綱を付け、工具を使いアンテナを取り外すのですが、地上より遥かに冷たく強い風が吹き、体感温度は3〰5度低めである。この日の名古屋の最高気温は4℃ですから0℃前後の気温での作業でした。作業をするには手袋を2重にし、足にはカイロを入れて行った。



 テレビ塔は平成18年6月14日に大幅に改装されて再オープンしました。
2011年のテレビ放送のデジタル化で電波塔としての役割の大半を失うのに先立ち、東海地区の放送の歴史を紹介するミュージアムの設置など、文化・観光施設として生まれ変わった。
名古屋テレビ塔は東京タワーなどに先立ち全国初のテレビ塔として1954年6月に開業。
今もテレビ局の5つの電波の送信やラジオ電波の中継に活用され、眺望の良い高さ100mの「展望バルコン」などが観光客を集めていて、H17年8月には国の登録有形文化財になりました。
リニューアルでは1階と食堂は売店があった塔4階のスペースに、レストランやバーなどの飲食店を新たに誘致します。4階の一角には映像やパネル展示で塔の歴史や名古屋の放送文化を紹介する「放送ミュージアム」が設けられています。
 
  昨日(H23.07.24)東北3県を除き、アナログ放送からデジタル放送に切り替わった。名古屋のテレビ塔はアナログ時代この塔からVHF電波を送り続け、名古屋のランドマークとしても市民に親しまれた。
テレビ塔は1954年(昭和29年)6月に、日本初の集約電波塔として完成された。高さ180mで設計者は、東京タワー(昭和58年完成)おも手掛けた、故内藤多仲(たちゅう)氏です。運営は愛知県と名古屋市が25%ずつ出資する第三セクター「名古屋テレビ塔会社」が運営し、東海三県にNHKと民放3局のアナログ放送電波を発信していた。
そこで、このテレビ塔も、地上デジタル放送への完全移行で電波塔の役割を終え、変わって瀬戸市の瀬戸デジタルタワーが電波塔となりました。
このテレビ塔は東宝映画の「モスラ対ゴジラ」で、ゴジラが名古屋のテレビ塔を背景に大暴れしたり、8年前には株で大儲けした投資家の男が、展望台から総額100万円分のドル紙幣等をまき散らした。そして開業翌年の昭和30年には、100万人目の来場者が設計者の娘さんと言う偶然に話題が騒然となったりした歴史が有ります。
テレビ塔会社は収入の3割をテレビ局からのアナログ放送機器設置料に頼っていたので、放送収益の柱を失う事に成る。一応2013年からリニューアルするとして、事業費が35億円掛かる内、耐震改修費15億円を必要とする。その15億円を市と愛知県に公的支援を求めたが、税金投入には幅広い市民の理解が必要とし回答を保留している。そして基本計画の延期と規模の見直しを求めている。名古屋市に於いても税収が伸び悩む中、多額の公的支援は難しく、保存を望む市民の声が大きくならない限り、公的支援は難しそうだ。名古屋の名所を残すか解体かは市民の判断に掛かって来るようです。名古屋市の河村たかし市長は、取り壊すつもりは全く無く、存続に向け市民と議論を深めてゆく考えである。と表明している。