H26.05.19.    
 
  確か浜松花博は何年か前に行われ、その時見に行った覚えが有る。その時はモザイクカルチャーやトピアリーが花よりも記憶に残りました。今回もどんな作品が見る事が出来るかと期待した。
名古屋市緑区から浜松までは約100km少しの距離に有る。9時前に名古屋ICに乗り東名高速を走りました。予想では相当の混雑だろうと思ったのが以外に道路は空いていた。この時間は混雑は少ないのだろうかと勝手に考え、高速を走るならこの時間に限ると認識した。
はままつフラワーパークを目指すのですが、場所がハッキリ分からないので、浜松市動物園とナビにセットして浜松西ICで下りました。半信半疑で走ると、フラワーパークの看板案内が有ったのでその指示に従い走ると簡単に駐車場に着き、的確な係の案内で車を止める事が出来ました。
 
 
   フラワーパーク  浜松市西区舘山寺町195
 
   浜松市フラワーパーク(はままつしフラワーパーク)とは、静岡県浜松市西区舘山寺町195番地に位置する総面積30万m2の植物園である。通称ははままつフラワーパーク。浜松市フルーツパークとともに財団法人浜松市フラワー・フルーツパーク公社が運営する。浜松市制施行60周年事業の一環として1970年(昭和45年)9月10日に開園した。隣接する浜松市動物園とは園内で繋がっており、共通券を購入することで両園を自由に巡ることができる。
このフラワーパークは、3,000種が描く美しい風景のほか、季節毎に展示が変わる大温室のクリスタルパレスや音楽に合わせて水が踊る大噴水ショー、汽車型園内バスのフラワートレインや、立ち入り自由の芝生広場が楽しめます。
 
 
 
普通入場券(共通券)
いずれかの会場に1回入場できる券
大人 800円
小・中学生 400円
セット入場券
両会場に1回ずつ入場できる券(異なる日の入場ができます)
大人 1,400円
小・中学生 700円
2会場全期間入場券
開催期間中、両会場で入退場自由な券
※写真(縦3cm×横2.4cm)の貼付けが
必要となります。

※写真は正面向き、肩から上、無帽で鮮明なものを
ご用意ください。
大人 4,000円
小・中学生 2,000円
 
   
正面ゲートを入ると噴水池と大温室クリスタルパレスが見え、フラワートレインが停車していました。
 
 
ここへ来て花菖蒲が咲いているかどうか気に成ったので、入口に居た花博のボランティアの方に咲き具合を尋ねました。するとまだ時期は早過ぎるので咲いていないですが、昨日1輪だけ咲いていたと情報が入りました。と言われたので見に行くまでも無いと思いながらも花菖蒲園まで行きましたが、株だけが有る閑散とした広場でした。場所は一番端の遠くに有ったので徒労に終わった疲労感は体に重く感じました。花菖蒲は日本各地と朝鮮、中国北部、シベリアに自生する原種、ノハナショウブから改良されました。特に江戸末期の旗本、松平菖翁によって多数の優れた品種が作出され、江戸花菖蒲となりました。その後熊本で肥後系、伊勢で伊勢系、欧米に渡って外国系が生まれました。
この花菖蒲園は、面積5000u約700品種を収集保存しています。花期は5月中旬より6月下旬です。見頃は6月中旬です。
 
   モザイカルチャーメモリアルガーデン
モザイカルチャーとは、生きた草花で作られた立体芸術作品の事をいいます。国際モザイカルチャー委員会が芸術と自然の融合を求めて3年ごとに世界の各都市で国際大会を開催しています。
第四回大会として浜松市は2009年、当園を会場に「浜松モザイカルチャー世界博2009」を開催しました。秋篠宮殿下を名誉総裁にお迎えして9月19日〜11月23日にわたり、世界25カ国・地域、97都市・団体から出展された91作品を多くの皆様に楽しんで頂きました。
当園ではモザイカルチャー発祥の地としてメモリアルガーデンを設置し、新しい園芸芸術の推進に努めます。
 
   
ニオイバンマツリ
モザイ 
モザイカルチャーの妖精です。人と自然が響き合い、調和する指揮者(コンダクター)として、また美しい環境づくり、都市づくりを世界中にもたらす案内人として誕生しました。
花にはジャスミンに似た香りが有り、咲き始めは青紫色で、次第に白色に変化して行きます。
 
   
リクガメ
ほほえみのハーモニー  
「花と緑のまち・浜松」、「音楽のまち・浜松」という浜松の特徴を活かし、シンフォニーを奏でる楽器をモチーフにしてモザイカルチャー作品として表現している。
ガボンの寓話にはよく亀が登場します。リクガメは偉大な知恵の現れとされており、ガボンでは諺や格言の中にも多く使われています。
 
   
大温室クリスタルパレス室内。
 球根ベゴニア
球根ベゴニアは南米のアンデス山脈を原産とする球根性ベゴニアを中心に交配し作られた植物です。その為暑さに弱く夏場は枯れ易くなります。スタンドタイプとハンギングタイプに分けられ、スタンドタイプは花を大輪に咲かせる為、一本立ちに仕立て花も1つの花茎に1つとなるように手入れをします。またハンギングタイプは中輪ですが、ボリュームを出す為に自然形に育てます。1つの花は約5日ほど観賞でき、株全体では長期に渡って観賞出来ます。
 
   
インペリアルローズ
バラは優雅な花姿から皇室や王室にちなんで名付けられた品種が数多く有ります。このコーナーでは日本の皇室や世界の王室にちなんだバラを紹介しています。
 
 
   
時期が良く丁度満開のバラを見る事が出来ました。
 
 
   フラワーパークを見終わり、これからガーデンパークに向かう為出口に急いだ。すると出口はショップの中を通らなければ外へ出られない様に成っていた。仕方なしにショップへ入ると、そこにはフードエリアが有り食事が出来るようになっていた。お腹も空いたのでメニューを見て××カレー(名前は忘れましたが、タケノコや野菜が入っていた。)を注文する為に十数人の行列に並んだ。そこのお店には男性1人と女性が2人で切り盛りしていた。男性は注文の受け付けをしていて、その対応が見事だった。まず、決して慌てる素振りを見せない。親切丁寧にしかもそつなくスムーズな対応に感心した。2人の女性は注文を受けた品を慌てる事無くスムーズに準備し番号を読み上げてお客に出していた。このスタッフの態度は、待つ事にイライラする事無く、食事も落ち着いて食べられた。
食事を終えた後、8km程離れたガーデンパークに向かいます。
 
 
   ガーデンパーク  静岡県浜松市西区村櫛町5475-1
   
  フラワーパークで食事をして、ガーデンパークの大駐車場に着いたのは1時頃だった。後から分かったのですが、駐車場から展望台が目立って見えていました。そちらの方向が会場です。
浜名湖ガーデンパーク(はまなこガーデンパーク)は、静岡県浜松市西区村櫛町5475-1 に存在する、面積56haの静岡県営の大規模公園である。2004年4月8日(2004年4月8日から10月11日までは浜名湖花博の会場として使用されていた。その後一旦クローズ、再整備され、2005年6月5日より現在の形でオープンした。
主要な園路は8m、細い園路も3mと幅広。建物への誘導のための点字ブロックを設置した。園路は誰もがスムーズに移動できるように段差をなくし、勾配も4%以下と車椅子や高齢者にやさしい設計。車椅子、ベビーカー等の貸出所も2箇所ある。
浜名湖ガーデンパーク会場は平坦ですが、とても広いため歩きやすい靴にしましょう!そして初夏ですから紫外線対策をお忘れなく。天気が良いと暑くなりますので水分補給をしっかりとして、たくさんの花を楽しみましょう。
 
 
   
ガーデンパークに入ってまず驚いた事は、歩道が異常に広い事でした。この広場を見て歩くには相当の脚力が必要だろうと思っただけで疲労感を感じました。南ゲート近くに有る「水辺の劇場」からは「ミュージック・イン・リバー」の音楽が大音量で聞こえて来た。順路が分からないので、音楽の聞こえる方向へ行き、そして「ふれあい花壇」にでました。
 
 
   
ふれあい花壇のペチュニアが綺麗でした。
 
 
   
毛糸の人形。
北入口の近くにある、アートなスポットに、毛糸で編んだ腹巻きのようなものが巻かれていたり、枝には毛糸の玉が木の実がなっているように見えます。クスノキ並木がカラフルに飾り付けられています。 
 
徳川園芸館
日本人は、古来より豊かな自然の中で、植物との多様なかかわりあいを育てて来ました。日本古来の自然に対する畏敬の念に加えて、大陸から渡来した文化的な習俗などを背景に、列島と言う特異な気候や地理特性の中で、主として日本人に特有の価値観や美意識で独特の園芸文化をつくりあげてきました。
なかでも比較的平和な時代が続いたと言われる江戸期には、将軍から庶民にいたるまでの裾野が広い園芸と当時の世界でも最高水準とされる技量や観賞作法持った園芸がこの国に花開いたといわれます。
幕末に江戸を訪れたイギリスの陶芸家R・フォーチュンは著作「江戸と北京」の中で日本で見た人々の園芸への関心の高さに感嘆したことを記しています。
世界にも類を見ないといわれる江戸の園芸文化、それは江戸時代以前に培われた限られた人々による園芸嗜好を基層に、駿河で出会ったふたりによって大きな一歩を踏み出します。
 
 
印象派庭園 花美の庭入口(バラが見頃でした。)
 
   
 
色々な花が楽しめました。
 
 
 花美の庭では洋館があり建物との雰囲気が素晴らしく、会場の一番奥にあります。  
バラが満開でした。
 
  帰りは庭園エリアを見ながら駐車場に向かいました。   
 
 
rose marche tokai
 
アトリエ SHOZAN
 
   
 
  フラワーパークよりかなり広いガーデンパークは、見どころもそれなりに多く有りました。入園が午後1時を過ぎていたので、急いで各エリアを見て回ったので、後半の庭園エリアを回った時は疲れを覚えました。これからは気温に合わせた服装と、履物は長い間歩いても疲れないものが良いでしょう。熱中症には充分注意して楽しい思い出を残して欲しいものです。
花美の庭では、期間限定でライトアップを開催中です。金曜・土曜・日曜・月曜と祝祭日のみ、時間は18:30から21:30で、浜名湖花博の入場券とは別に入場料が必要になります。