H26 なばなの里
 H26.01.01
 
  東京からの客人の接待で元旦になばなの里のイルミネーションを見に行く事にしました。予定としては元旦の朝は睡眠不足に成るので、2日か3日に行きたかったのですが、元旦を除いて2日からは相当の混雑が予想されるとネットで知りました。それに3時以降は長島温泉の駐車場からシャトルバスを利用しなければならないと、注意書きが有ったので、意を決して元旦のイルミネーション観賞にしました。
まず元旦の朝は熱田神宮で初詣をしましたが、大混雑で余分なエネルギーを浪費してしまい、名古屋で昼食を取りました。食事しながらも元旦の高速道路なので、なばなの里までの交通渋滞が気に成り名古屋を早目に出ました。高速道路を利用してなばなの里の駐車場に着いたのが1時半頃でした。元旦の道中は渋滞も無く快適なドライブが楽しめました。現地へ着いて思った事は、いつも誘導係員が駐車場所を指定してくれるのですが、入口にはその係員さえもいなかった。予想を絶するほど車は少なく、休業しているのではないかと心細くなりました。しかし入場券は販売されていたので、平常通り営業している事に安堵しました。そして2時前の入場だったので、ベゴニア館の入場無料券をプレゼントされ、突然の出来事にお年玉を貰った心境でした。2時までに入場するとベゴニア館の無料チケットが貰えるのを知らなかったのです。
イルミネーションの点灯時間は5時10分頃と掲示されていたので、昼間の場内を時間をかけて散策しましたが、冬の花は少なく、殺風景な場内なので無料チケットを利用して「ベゴニア館」へ入りました。館内は暖かく大輪のベゴニアは見事に派手な色彩で感嘆の至りでした。
この日の長島地方は快晴とまではいかないものの無風状態だったので、昼間の散策や夜のイルミネーションを見る時にも、全く寒さを感じなかったのが何よりも良かったとラッキーに感謝した。
 
 
 
人が途絶えたベゴニア館。
 
水槽に浮かぶベゴニアの花。
   ベゴニア館
大輪の花ベゴニアをはじめ、世界各国から集めた数百種・1万2千株の絢爛たる花々が4棟から成る大温室で常時栽培・展示されている。まるで絵画の中に足を踏み入れたかのような、色鮮やかなベゴニアの花の美しさは、見る人を虜にするようです。咲き誇る花々をバックにした記念撮影スペースもあり、素敵な記憶に残る思い出を持ち帰ることができます。そして4棟ある棟の最後のゾーンに美しいベゴニアに囲まれた喫茶があります。アメリカンコーヒーを注文したら「薄めても良いですか?」と聞かれ答えたのは「はい!」でした。
 
 
     
正面の花と緑の楽園「なばなの里」のチャペルでは、 四季折々の可憐な花の祝福に包まれて結婚式が行われます。
また伊勢神宮の御分霊を奉祀した神殿では、 雅楽の調べが響き渡る厳かな雰囲気の中で。 それぞれに晴れの日のセレモニーに相応しい神聖な 舞台で、 契りの時をお迎えできます。このチャペルの鐘が鳴るとイルミネーションが点灯される合図です。
 
   今回のテーマエリアは 世界遺産 富士 が舞台になっています。
遠い昔から日本人の心を捉え、誰からも親しまれてきた富士山の世界遺産登録を祝して、そのテーマを「世界遺産 富士」と題し、雄大な富士山と豊かな自然の景色や美しい景観をモチーフに、最新の特殊イルミネーションで壮大な富士山と想像を超える移ろいや情景を色鮮やかに表現していました。
 
   
 日の出の瞬間、富士の頂が宝石のように輝くダイヤモンド富士。一年に数回しか見ることが出来ない絶景。夜明けのダイナミックな情景を演出。 春に咲く桜と富士は、まさに日本の象徴。青富士、桜、菜の花で春の穏やかな情景を演出。心癒される風景です。
 
   
 特に人気の高い自然界が起こす神秘の絶景の紅(あか)富士と、色鮮やかな紅葉に染まった情景をドラマチックに演出 新緑の香り豊かな初夏の風景を、緑富士、満開の紫色のラベンダーが咲き誇る花畑の風景で、雄大な富士の姿と開放感のある情景を日本の伝統色で演出
 
     
 なばなの里のウインターイルミネーションのシンボル「水上イルミネーション」は全国のイルミネーションの中で水上のイルミネーションは稀で、その中でも日本最大級のものです。そのスケールは幅約5m、長さ約120mの光の川です。大自然に抱かれたこの長島にある木曽三川(木曽・揖斐・長良川)川の流れを表現しています。美しい音色に合わせ移り変わる鮮やかな川の色は、最先端のLED技術により640億色の演出がプログラミングで表現が可能です。また、チャペルには色とりどりのプログラムされたアッパーライトが壁を鮮やかに彩り、その美しさを演出しています。
 
 
ビール園前の雲海の中にある幸せを呼ぶアーチ。 

ビール園前の雲海の中にある幸せを呼ぶアーチ
一面ブルーLED。雲海のような幻想的な世界には、細い小道があります。その小道をクリスタルホワイトのアーチが飾られていて、そのアーチを通り抜けるとその2人は幸せになれる?!という素敵なお話です。カップルが2005年あたりから徐々に増え口コミで伝説化してきました。最近は毎年カップルの一番人気のスポットで行列もみられます。雲海のアーチの先に見えるチャペルに向かって歩くといいらしいです。
クリスタルホワイトのアーチは2.4m、ちょうど2人並んで通り抜けれる細いの小道は、並んで歩くにはちょうど良いのかもしれません。幸せを祈るその心をひとつにしてくれるのが、雲海にあるクリスタルホワイトのアーチなんですね。

 
 
 
ツインツリー
ツインツリー
なばなの里には大きな天然木のツリーが2本あります。それはチャペルの前にある高さ約18mの2本のツリーです。ブルーのLEDとクリスタルホワイトのLEDの幻想的に光輝くツインツリー。もみの木ならでの雰囲気はやはり天然ならではでしょう。
クリスマスやイルミネーションを本物のツリーで迎えることができるのはなばなの里イルミネーションの醍醐味です。
無機質なツリーイルミネーションが多い中で、なばなの里の天然木のツリーはやさしい気持ちにさせてくれます。その輝きはシックな大人のイメージを漂わせ、訪れる人を虜にします。
 
入口をはいると直ぐラビットが迎えてくれます。
ここは記念撮影の一番人気です。
 
 
アイランド富士から見たイルミネーション。
 
アイランド富士
  アイランド富士
地上45m、約7分間の上空散歩。眼下に広がる「なばなの里のイルミネーション」は今までに見たことのない景色が見られ、きっと感動を与えてくれます。また、東には名古屋中心部のビル郡の夜景が見え、まるで銀河のようです。
 
 
高台の展望台から見るイルミネーションは最高です。
 元旦のなばなの里は、今までにない人出の少なさに驚いた。ここは名古屋市から近い事もあって数回来て花やイルミネーションを楽しんでいる。混雑している時はユックリ見たいと強い願望が有りましたが、人が少ないと盛り上がりに欠け浮かれた気分に成れないのが不思議だ。この調子だと夜のイルミネーションは心行くまで堪能出来るとほくそ笑んでいた。しかしこれは大きな間違いで、イルミネーションをが点灯すると、人出は最高に成り、今まで記憶にない混雑になっていた。人がざわつくと心まで高揚するのが良く分かった。
今度の体験から、観光地は矢張り適当に人がいなければ、盛り上がらないのだと痛感した。
 
  東京からの客人をもてなす為に、名古屋の名所を案内する予定でしたが、名古屋は以外に見る所が少なく、感動してくれる場所が少ない事を知りました。困り果てた末、希望の場所が有れば教えて下さいと興味の有りそうな所を挙げて頂きました。すると熱田神宮と「なばなの里」と言われたので、その場所へ行きましたが、正月はどちらも大混雑が予想されるので、元旦に2カ所を回る事が可能かどうか?未知の体験に不安が募りました。しかし、実際に動いてみると予想外にスムーズに事が運び大成功に終わった。
2日は、「サガミ」で食事をし、有松絞で有名な有松の古い建物を見て回り、そこでも建物の写真を一生懸命撮影していたので、案内した甲斐が有ったと満足しました。人間って、相手の喜びで自分も喜びを感じるものだと知りました。
3日は、名古屋で有名な食べ物の中に「ふつまぶし」が有るので、蓬莱軒の本店を予約した。予約方法はその店に行ってから予約表に記入しなければなりません。予約無しで食べようとすると早くて1時間以上の待ち時間がいるので注意が必要です。香ばしくしっかり焼いたウナギとそれに絡むタレは人気の根源なのです。客人は今まで食べたウナギの中で一番美味しいと絶賛してくれたので、お世辞にしろ接待して良かったと安心した。客人は、3時に新幹線で東京へ帰る予定でしたが、この日東京の有楽町でパチンコ屋の火災が朝から発生し、新幹線が大幅に遅れたり、運休したりしていた。その影響が名古屋でも有り、最大5時間以上の遅れを出していた。客人達は、兎も角帰らなければならないのでと名古屋駅に向かった。
その日の夜連絡が有り8時半頃着いたと言う事でした。運休や遅れが有ったにも拘らず意外に早く着いた事に安堵しました。
スケジュールを任された案内は非常に気を使い疲れた。3日間の密着には正月休みどころでは無かった。