黒部峡谷トロッコ電車と 立山黒部アルペンルート通り抜け H29.08.21〜22. |
お盆休みに行ったことのない北海道ツアーを探しましたが、全部予約で埋まっていた。申込が遅いので仕方のない事だと諦め、空いているツアーをさがした。すると一泊で立山黒部アルペンルート有った。本当は二泊したかったのですが、遅い申込みに、条件の会うツアーもなく3回目となるトロッコとアルペンルートツアーに決めました。 出発は、8月21日で藤が丘から6時50分発でした。緑区から藤が丘までは十数キロの距離があり、地下鉄で行くと1時間近く掛かります。その時間に間に合わせるために、地下鉄の「鳴子北」から5時37分の始発に乗り、「今池」で乗り換え、藤が丘には6時35分に着きました。 ツアーのバス乗り場まで数分かけて歩くと、既に添乗員が待っていた。その後夫婦が乗り込み「尾張旭」に向かいそこで9名が乗り、「新瀬戸」で7人が乗り、このツアー参加者は全員で20名となった。添乗員は丁度良い人数だと言ったが、少々少な過ぎの感じがする。お盆過ぎだから少ないのだろうと思う。このバスはラッキーな事にトイレが完備されていた。 「せと赤津」から東海環状高速道路に乗り、東海北陸道の「瓢ヶ丘PA」に8時半に到着する。次の休憩地の「城端SA]に10時20分に着く。今度は北陸自動車道の黒部ICを11時40分に出てお土産の大辻屋で食事等をし、宇奈月には12時半頃着きました。天気予報では40%の降水確率で心配していましたが、雨の気配は無いのでトロッコも安心して乗ることが出来ました。 |
![]() 宇奈月駅 |
12時半頃宇奈月駅に着きましたが、駅は以外と閑散としていた事には以外でした。お盆休みの後なので空いているのでしょう。 天候は雨の心配も無く、暑くもない気候なので旅行には最適でした。ガイドによると、ここからトロッコで行く鐘釣は、気温が相当低く成るので着るものは一枚余分に用意するようにと説明されました。寒さを感じるのは惨めなので、冬の長袖のシャツを中へ着た。そして薄手のジャンパーを持った。 1時前に宇奈月を出発し、鐘釣までは1時間程掛かるので2時の到着に成ると思われます。 |
黒部峡谷鉄道のあゆみ 黒部峡谷鉄道の歴史は黒部川電源開発と共に始まりました。発電所を建設する資材や作業員の輸送を目的とする「黒部専用鉄道」として、日本電力株式会社により大正12年に敷設工事が開始された。大正15年には「猫又」、昭和5年には「小屋平」まで開通。昭和12年に終点の「欅平」までの20.1kmが開通しました。当時は工事専用鉄道として運行していましたが、秘境黒部峡谷の探勝を希望する観光客が絶えないため、「便乗の安全については一切保証致しません。」いわば命の保証は致しません。と書かれた便乗証を発行してトロッコに乗って貰っていたそうです。 |
![]() 背もたれの無い硬い座席と、鎖だけの仕切りに外へ飛び出すのではないかと不安を覚えた。ガイドによると、電車と外との間隔が狭いので、頭や手を出すと怪我をするので充分注意するようにと言われた。 この電車は乗り心地は悪いし、線路の繋ぎ目の音が振動と共に響き、一番激しいのは線路と車輪の摩擦音でした。そして渓谷の景色を撮ろうとすると、間隔の狭い鉄柱に邪魔されたり、新緑の樹木が遮るので、殆ど写真が撮れないのでストレスはマックスだった。 幾つかの駅に止まったり、単線の為の待ち合わせて止まったりしながら2時頃鐘釣に着いた。 |
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![]() 現場に居た案内人によると、この川は大きな石がゴロゴロしているが、大水が出る前は小さい石ばかりで綺麗な河原だったと説明してくれた。 |
鐘釣散策後宇奈月駅に戻ったのは16時14分だった。16時30分に出発し黒部ICから糸魚川ICまで高速道路を使い白馬のホテル(インナービレッジミヤマ)に着いたのは18時11分でした。細い道を入ったホテルは3階建でエレベーターは有りませんでしたが、部屋は2階なので不便は感じない。宿泊客は我々ツアーのメンバーだけだった。以外に綺麗な宿で温泉も狭いながら良い湯だった。夕食時には、女将が挨拶し7〜8品目の品数が並び特にキュウリが美味しかった。皮が薄く中には柔らかい種がビッシリと詰まっていた。お代わり自由だったので、遠慮なく頂いた。ただ、部屋は隣室との壁が薄いのか微かな声や振動が伝わって来るのには安眠を妨げられた。 今朝の出発は6時40分なので、朝食は6時10分で早かった。キュウリを期待したが残念ながら出なかった。 |
![]() ホテルを出る時、ホテルの従業員が並んで手を振って頭を下げていた。朝からこの見送りには悪い気はしなかった。この時、雨がバスのフロントガラスに付いていた。今日は降水確率が高いので傘をさしての散策が多く成るだろうと覚悟した。持ち物は重く成るが、折り畳み傘を用意した。このツアーの参加者は晴れ男・晴れ女が多いと道中の調べで分かっていたので、それが本当であって欲しいと願った。 |
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![]() トロリーバスはトンネルを走るので景色は見えません。 |
![]() 高さ186メートルで日本一の高さを誇る。そして、年間100万人近くが訪れる観光スポットとしても利用されていますが、建設当時、当時の技術としてはこのダムの工事は難しすぎる工事でした。そのため、工事の過程で多くの作業員を失ったという悲しい記憶もあるダムなのです。 |
![]() ここから向こう側に見える山の裾のまでダムえん提 を歩き黒部湖駅でケーブルカーに乗ります。 |
![]() 黒部ダムの風物詩、観光放水。毎秒10トン以上の水が水煙をあげています。河床からの風で水しぶきがえん堤まで舞い上がることも。午前中に日が差せば、きれいな虹がかかります。 おすすめの4つの観覧スポット(レインボーテラス、新展望広場、ダム展望台、放水観覧ステージ)、からは、黒部ダムの雄大な景色と共に、それぞれ違った放水のみどころも愉しめます。 |
![]() 黒部ケーブルカーは、富山県中新川郡立山町芦峅寺黒部平にある立山ロープウェイとの連絡駅の黒部平駅から、黒部ダム・黒部湖駅までを結ぶ立山黒部観光のケーブルカー路線である。 この区間は5分でむすんでいます。美女平から立山駅までは7分の乗車です。 |
![]() 富山県中新川郡立山町にある立山黒部貫光黒部 ケーブルカー(鋼索線)の鉄道駅及び同社立山ロープウェイの索道駅。 標高 1,828mの平地に建つ白い建物が黒部平です。 屋外には黒部平庭園があって雄大な 景色を満喫できるほか、徒歩2分のところには高山植物観察園があります。 |
![]() 黒部平駅からロープウエイへ乗ります。 |
![]() 立山黒部貫行が経営する、大観峰駅と黒部平駅間を結ぶ索道である立山黒部アルペンルートの一部を形成する。途中に支柱が1本も設けられていないワンスパン方式なのが大きな特徴。ワンスパン方式としては日本最長である。 「ワンスパン方式」とはロープに「重すい 」とよばれる重りをつけることで、支柱がなくてもたるまずに客車をつりさげて動かすこと ができます。 |
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![]() 室堂のシンボルといえる美しい火口湖です。最大水深15メートル 周囲約630メートル。青くすんだ池面に立山三山を映して 静まりかえっているさまは、 まさに神秘的です。 室堂ターミナル屋上から徒歩数分で行けます。 |
![]() 立山黒部アルペンルートの中間点で、みくりが池畔に位置するみくりが池温泉。日本一高所(標高2410m)にある温泉で眼前に地獄谷、東に立山連峰、西には大日連山が一望できる。雲海に沈む夕陽を見られるのはここです。 源泉は地獄谷にあり、無加水・無加温、男女別の展望内湯が一つずつ。 白く濁る硫黄の香りの100%掛け流しのお湯です。 |
![]() 雄山直下の地下水で、立山トンネル開通と共に立山断層破砕帯からその一部が湧出したものです。室堂平には立山玉殿の湧水給水場があり、多くの登山客、観光客に愛飲されています。また、全国名水百選にも選ばれました。 標高2450mでの湧水は国内に例が有りません。 |
![]() 迫力満点!落差日本一の称名滝です!水煙を上げながら一気に流れ落ちるその落差は350mにもなります。立山連峰の雪解け水が多く流れ込む春には、称名滝の右側にハンノキ滝が現れて2つの滝が流れ落ちます。さらに水量が増した場合には称名滝・ハンノキ滝周辺にいくつもの小さな滝が 現れるたいへん珍しい光景に出会えることもあります。 |
![]() 原生林に囲まれた美女平駅のすぐ前には、女人禁制 にまつわる伝説を秘めた美女杉が立っています。売店のほか、屋上には展望テラスが あり、立山山麓の美しい眺めを楽しむことができます。 |
![]() 立山の女人禁制にまつわる伝説があり、 お姫様がとある掟を破って立山に向かってこの木の前で動けなくなってしまい、 その木が杉の木に変わってしまった、また、若狭の止宇呂[とうろ]という尼の侍女が変身してしまった、とも伝えられています。 |
美女平駅のタテヤマスギ(美女杉) 恋愛成就:美女杉の前で、「美しき御山の杉よ、心あらば、わがひそかなる祈り、ききしや」と三度唱えると、男女関係なく、願った恋が叶う、といわれています。 これは、とある美しいお姫様が許嫁の人がいてその人に会いに山へ登ったところ、追い返されてしまいました。 お姫様が山を降りていたときに一本の杉の木を見つけ、「美しき御山の杉よ、心あらば、わがひそかなる祈り、ききしや」と唱えて祈り、その後二人は結ばれた、という伝説から言い伝えられています。 |
ケーブルカーで立山駅に着いたのは14時27分で、直ぐ今朝のバスに乗り込み、立山アルペン村に寄り、立山ICに入ったのは15時26分でした。その後ひるがみ高原SAに寄る。その時お腹が空いていたので夕食を取った。美濃加茂SAでトイレ休憩をし、せと赤津ICを出たのは19時05分でした。 その後、新瀬戸で7名を下ろし、尾張旭で9名を下ろした後、藤が丘駅に着いた。20時頃に成っていた。我家に無事着いたのは21時頃だったので予定より1時間程早く着いた。 出発前の立山地方の天気予報は40〜50%の降雨確率だったが、2日とも散策で傘を使う事が無かった。旅行に行って雨が一番心配なのですが、降水確率の高い割に傘を使わなかった事は運が良かったと言うほかは無い。 立山はこれから紅葉が始まり、来年の春には雪のトンネルの雪の大谷は大変な人気らしい。立山の紅葉は見たことが有るので、雪のトンネルの雪の大谷を是非見て見たいと思っています。 |
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