2018.11.19.   兼 六 園  
  10月のDMに格安ツアーの案内が来ていた。それには11月19日(月曜日)に兼六園へ、昼食付6,000円で行けるというものでした。11月の兼六園なら、うまく行けば紅葉が見れるかもしれないとゆギャンブルで申し込みをしました。
出発は、名古屋駅の噴水塔の付近で、8時までに集合で8時10分出発です。この日は、名古屋の空は曇りで、金沢市の天気予報では雨後曇りでした。寒さは兎も角天気は良くないようだ。6時に我が家を出て、地下鉄の「鳴子北」まで15分程歩いた。6時台の地下鉄は空いていて座ることが出来た。乗り換えなしで名古屋駅に着いたのは7時頃でした。集合時間までは1時間ほど有るので、マックで朝食を取る。
 
   
ナナちゃん
時間が余るほど有るので、名古屋駅を散策する。人出も刻々と多く成ってきた。駅にあるナナちゃん人形を見る。細身で背が高いのだが、衣装が意外に地味なので意外だった。
集合時間の8時迄はまだ時間が有りましたが、添乗員が来ていたら受付だけは済ませる事にした。ピンクの目印の旗を持って添乗員が居たので、案内のハガキを渡し受付を済ませる。
噴水塔前付近だが、噴水塔から水は出ていなかった。曇り空で寒さは感じない。
バス旅行のコースに組み込まれてまして
バスの座席は、申し込み先着順で前から2列目で悪くはない位地だ。参加者は45名で、定刻の8時10分頃名古屋駅を出発したが、朝の渋滞が酷い。バス旅行のコースに組み込まれている「岐阜毛被」に寄るので途中で一般道へ出るから、兼六園への到着時間は多少遅くなると思われる。名二環から名神高速を利用して、北陸道 の金沢西ICで出る。高速道路の途中化が雨が降り出した。この雨は予報では午後には小降りになり曇りへと変わっていく筈である。傘をささないで散策できる事を祈るのみだ。
 
  兼六園
特別名勝・兼六園は、5代目藩主・前田綱紀が、別荘を建てその周辺を庭園としたのが始まりと言われています。その後、加賀藩前田家の歴代藩主により長い歳月をかけて形作られ、現在のような一大庭園となったのは嘉永4年(1851年)、幕末のことでした。明治7年(1874年)より、兼六園は金沢市民に開放。大正11年(1922年)、国の名勝に指定。そして昭和60年(1985年)には、名勝から特別名勝へと格上げされ、庭園の国宝ともいえる最高の格付けを得ました。
兼六園はただ美しい庭園というだけではなく、江戸時代では、金沢城の防衛という戦略的観点も考慮しながら、池や山を配していったそうです。こういった歴史的背景も加味しながら、兼六園や金沢城を探索してみると、よりいっそう歴史の重みを感じられることでしょう。 
 
    昼食の時間は予想した通り1時近くに成ってしまった。兼六園の中にある「兼六亭」で食事をする。出発時間は2時50分と決められた。食事を終わり次第散策に出るように添乗員から言われた。初めての兼六園なので、散策時間がどれ程掛かるか見当がつな無いので、兎に角早く昼食を終わり外へ出た。雨は降り続いている。傘を差しながらの写真撮影は、カメラを濡らさないようにしなければ成らないので神経を使う。
左の写真の噴水塔は、霞が池を水源としているので、水面との落差で、高さ約3.5mまで自然の力で吹き上がっている。
日本庭園にある噴水は大変珍しく、19世紀中頃に造られた日本最古のものだそうです。
 
 
     
 
   
瓢池(ひさごいけ)
瓢池周辺はかつて蓮池庭(れんちてい)と呼ばれ、兼六園の作庭はこの辺りからはじまったと言われています。そのユニークな名前は、池のなかほどがくびれて、瓢箪(ひょうたん)のような形をしていることから名付けられたものです。池の中には不老長寿の島、神仙島をかたどった大小二つの島があります。
 
   
徽軫灯籠(ことじとうろう)の有る霞が池
 
池の中程に浮かぶ蓬莱島は、不老長寿を表しており、形が亀に似ていることから亀甲島とも呼ばれています。
 
  徽軫灯籠
 霞ヶ池の北岸に配された兼六園を代表する景観です。徽軫灯籠は足が二股になっていて、琴の糸を支える琴柱(ことじ)に似ているのでその名が付いたと言われています。この灯籠は水面を照らすための雪見灯籠が変化したもので、高さは2.67m。かたわらのモミジの古木、曲水に架かる虹橋と一体となって優れた風景を醸し出しています。
霞が池
 兼六園のほぼ中心部に位置する、園内で最も大きな池。周辺には徽軫灯籠、虹橋、唐崎松、蓬莱島、栄螺山、内橋亭などの名勝や銘石、植木が配され、廻遊しながら四季折々の庭景を楽しめるよう配慮されています。池の中程に浮かぶ蓬莱島は、不老長寿を表しており、形が亀に似ていることから亀甲島とも呼ばれています。13代藩主・前田斉泰( なりやす)がこの池を以前の三倍に拡張し、現在の形があります。
 
 
霞が池 
 
虹橋
 
  虹橋
橋は赤戸室石の反り橋で、琴の形のように緩やかな曲線を描いている。別名を琴橋と呼び、琴の胴を連想させる近代的なデザインである。
長さは約5m、幅は1.1mの1枚石で、ことじ灯籠の破調の美(ことじ灯籠は両脚の長さが異なり、その不均斉さが独特の美しさを作り出している)と琴橋の曲線の美が一体となって優れた風景を描き出している。
 
   
根上松(ねあがりまつ)

根上松 
 
  根上松(ねあがりまつ)
兼六園名物の一つに数えられる高さ約15mの黒松。大小40数本もの根が地上2mにまでせり上がった迫力の奇観を呈しています。この松は、13代藩主・前田斉泰(なりやす) が土を盛り上げて若松を植え、成長後に土を除いて根をあらわにしたものだと伝えられています。
 
   
唐崎松
 
  唐崎松
 兼六園のなかで最も枝ぶりの見事な樹木です。13代藩主・前田斉泰(なりやす)が近江八景の一つである琵琶湖畔の唐崎松から種子を取り寄せて育てた黒松です。雪の重みによる枝折れを防ぐために施される雪吊りは、冬の訪れを告げる風物詩としても有名。円錐型のシルエットが美しく、趣深い風情を紡ぎ出しています。
 
 
山崎山
別名「紅葉山」と呼ばれ、秋はトチノキが美しく色づく築山。
山腹には五重の塔(御室の塔) や御亭がある。
 
旭桜
「日本で最も美しいと評判の桜」と、1914年7月号
で紹介されたのは、兼六園の「旭桜」だ。
 
雁行橋
雁が夕空に列をなして飛んでいく様。石の一枚一枚が亀の甲の形をしていることから「亀甲橋」とも言われ
 
   近 江 町 市 場  
   近江町市場は、石川県金沢市の中心部にある、主に生鮮食品などの食品と生活雑貨を扱う小売店が主体の市場である。名前の由来は近江商人が作ったことによる。地元ではおみちょと呼び親しまれている。  
       
 
  近江町市場は雑多な店が混在していた。洋服屋から花屋、和菓子、野菜から魚貝肉見るだけでも結構楽しい。17時前に名古屋に向け出発した。到着は19時30分頃でした。結局行った所は、岐阜毛被・兼六園・近江町市場だけで、乗車時間が長く疲れた。運転手の横後ろから運転を見ていたが、急きも慌てもせず安全運転に徹している所が非常に勉強になった。