10月28日午後8時55分。柔道練習中に右鎖骨を骨折してしまいました。 救急で整形外科を受診し クラビクル・ブレースというので鎖骨を固定してもらいました。 固定は3週間。全治2ヶ月ということでした。 その夜からが大変。
・寝る(横になる)ことができない。
・右手が使えない。
・振り向くことができない。
・痛い。ひびく。
3日間は大変でした。 10日も経つと痛みも無理をしない限りないようで、着替えと食事、文字を書くことが 辛い、重い物が持てないくらいでほとんど日常生活はできるようになりました。
1.リクライニング自力立ち上がりベット
寝ること。起きること。トイレに行くこと。
すわる姿勢が出来れば立つことも寝ることもできます。
身体をねじることが痛くて出来なかったので、その場で立てるように
庭にあるリクライニングのガーデンチェアーとベニヤ板を
利用してベットを作りました。
布団を足の入る分だけ取り外しが出来るようにしました。
布団をはめ込み敷き毛布を敷けばベットになり、足でこの
布団を動かせば足が入り椅子の形になり立ち上がることが
出来ました。
肘掛けがあったのも都合がよくて浮腫んでいた手もおさまり
寝相の悪い子でも固定が出来てよかったです。
最近は背もたれ部分をかなり下に下げても寝られるように
なりました。
これを作るまではこたつの座椅子で座ってねていました。
1階のトイレには運良く左に手すりをつけてあり助かりました。 ところが、2階には手すりがつけてありませんでした。 ただ立ち上がりと支えに欲しい手すりなので、家に残っていたイレクター パイプで3点杖を作ってみました。 高さは70cm。食事の時も椅子の横に置き立ち上がりに使いました。 足にはクッションをまいてあります。
手が片方上がらないということと、左手で力が入らないのでトイレ介助が必要でした。 下着を下げることもできなかったので、学校ではお姉ちゃんに介助をお願いしていました。 手が動くようになっても左手で身体をよじらずに片手ではなかなかペーパーが切れません。 そこで、市販されているワンハンドペーパーホルダーの原理を応用して作ってみました。 サランラップなどの箱を利用してトイレットペーパーをいつもの逆にいれれば簡単にできます。 気をつけることは使う場合に怪我をすることはあまりありませんが、作るときにカットする刃の部分で指を傷つけないことです。 最近は環境を考慮して紙の刃になって いるものがあるのでそれを利用されると安全です。 一度おためし下さい。
4.座って使える洗面所
洗面台を使おうと思ったら身体が曲がらずに困ってしまいました。 洗面器で受けてもいいのですが、立っているのもつらいので 洗面台の下の部分の引き出しをはずしました。 イレクターで作った椅子にすわると、ひざが洗面台の中まで 入り高さもちょうどよくうまくいきました。
これはテレビ用の回転盤です。お尻から車に乗り回転を利用して 前を向きます。私の車は小さいくクッションが悪いので、カーブ になると痛いと叫んでいました。なるべく曲がる回数を減らして 運転をしていました。お父さんの車は4ドアなので、運転席の 後ろに座ります。乗り降りもその方がずいぶん楽のようです。 本人しか分からないことです。