Mitsuru Nasuno
Interview on May 27 2008



.........................................photo by Hiroyuki Jinno

今日はLiveにご招待いただいて、何も手ぶらではということでMikeAlbumBryan BellerAlbumをナスノさんと、あとメンバーの方達に持ってきました。
ありがとうございますー。

(2月1日)ナスノさんとそうお話する時間がなかったじゃないですか。お互いバタバタしてましたし、

そうですよね。

こうやってやっとお話が出来る機会を設けれて嬉しいです。先月なんですけど鬼怒さんのLiveを観に来たんですよ。ウメズさんとのですが、

そうですか?あーっ、えーとKiki Bandの?あーはいはい。

また今日のナスノさん達のとは違ったサウンド形態でね、

そうですよね。

あっこれ、バンパーステッカーです。

うわ、すごい!えっ、これは何のヤツですか?

えーと、これはMikeBandのヤツで、今はBand名をMike Keneally Bandにしてますが前にBeer For Dolphinsと云って“その仲間達”的にBand名としていた時のステッカーです。

そうなんだ。ありがとうございます。

まあ、何処にでも付けるなり、しまうなりして下さい。

えー、嬉しいです。やっぱり3ピースなんですか?

基本はそうなんですが、New Albumとか予定では今年5枚のAlbumをリリースするみたいなんですが、それぞれで色々形態を変えていますね。

へー、そうですか。

えー、ナスノさんも色々とお忙しいでしょうから

全然大丈夫ですよ。

サラッと進めたいと思っておりますが、

サラッとですか?

結構ご質問の内容が沢山あるんですけどね、

あっ、本当だ。すごい。

先ずはですね。Joeの事をお聞きしたいなあと思いまして。

Joe?

クモのJoeのことですが。

あっ、クモのJoe!はははっ!

一応(ナスノさんの)Blogは読んでおりますので。

本当ですか。ありがとうございます。

お元気ですか?クモのJoeは?

クモはね、違うクモがトイレに居たので、クモは全部Joeと呼ぶことにしているんですね。

はははははっ!

えー、何匹位の?

いやー、多分5,6匹いると思うんですよ。小っちゃいヤツが。

これは矢吹丈のモジリなのか...

いやー、ちょっとボクサーっぽいなと思って、確かに、はい。そう云う感じですね。

家に入ってきた動物に名前をつけるのは好きです。

そうですよね、以前のBlogにもありましたよね。

くだらない、はっはっはっ!くだらない。はい、てんとう虫の。

まあ、先ずはMike中心にお話をしたいなあと思っております。あのー、実際MikeLiveが決まって12月の頭に決まってHoppyさんから連絡というかお話がナスノさんに来たと思うのですが、その時受けた最初の印象はどうでしたか?


まあ、あの正直Mikeさんが居た頃のZappa Bandはあまり知らないんだけど、Frank Zappaは凄い好きだったし、もう、その、自分とか今堀君とかはよくしっていてMikeだから正直びっくりしました。俺でいいのかなみたいな。いったいそれで何をやらせてもらえるんだろうみたいな。まあでもまさかBlack Pageをやるはめになるとは、みたいな。まあBassGuitarに比べたらBassはルートをおさえているのが基本ですから。



実際この曲(Black Page)をやってく時に、先ず鬼怒さん、Hoppyさんがやっぱり軸だとは思ったと思うのですが、その他にも何をやろうかというところで色々とあったのですが.....

色々、紆余曲折があったわけですよね?

そうですね、あのー、僕の意向と、プロミュージシャン的なところで最初ズレがあったという感じなんですが、僕はやっぱりMikeサイドよりなので、色々お話をしていて結局は皆さんにご迷惑をおかけするような形になってしまったんですけど....

いえいえ、とんでもないですよ、一緒にやらせていただくだけで光栄です。もう本当に。



曲についてなんですが、最初から決まっていたのはLive in Japanはお決まり的というところで決まっていたのですが、Black Pageをやるよというのを聞いた時はどうでした?

正直いって、僕は凄く嬉しかったですね。

実際ナスノさんがZappaを聞き始めたのはいつ頃からだったのですか?

いや、もう聞いていたのは20代の頃からですね。

盛岡?

盛岡なんですが、盛岡に居た頃よりも京都に大学の時に行って、それから本格的なBand活動を始めたんで、

西部講堂でも演られたんですか?

西部でも何回か演りましたね。そうですねZappaが来たんだもんね。Policeも演ったしね。

Policeは観に行かれました、今年?

いやー行ってないです。何か凄いスチュアート コーブランドが凄いバリバリだって聞きましたけど。行けたら行きたかったなと。

まあ少し話しを戻しますが、個人的にはどれくらいリハはしたんですか?

あの2曲に関してですか?どれ位やったのかということですか?そうですね僕は結構練習する方なんで、あのBassって支えるほうだからBassがしっかりしないとアンサンブルがガタガタになって逆にいったらBassがちゃんとしてれば他の方がやりやすいなと。僕は音を貰った直後からですね。

そうなんですか。

はい、ちょっとづつやらせていただいて、もう覚える位までやらしてもらって、一応譜面は置いときましたけど、一応見てないです。

暗譜で弾けるまでということですね。

はい。

菅沼さんと絡んだ事っていうのはどれ位あるんですか?

うーん、初めてかな?でも一曲菅沼さんの“る・しろう”っていうBandに呼ばれて行って一曲だけやりました。それがもう3年位前だから、2回目というかリハーサルいれたら3回かな。

今日の佐野さんのドラムのグルーヴ感だったり菅沼さんとまた違うと思うのですが、当然リハに取れる時間もほとんどありませんでしたし、皆さんZappaファンということも聞いていましたんで何処まで詰めてくるのかなと。

そうですね、やっぱり下手な事が出来ないし、例え2曲でも、かといっていわゆるただコピーっていうのでは終わりたくない。自分も出せて、尚且つ



日本人としてのミュージシャンシップというか…..

そうですね、Mikeにやっぱり気持ちよく演ってもらって、日本にも“ええ奴、おるんやな”みたいな感じになればいいかなと思って。

でも各メンバーで、その中でもナスノさんのウンベルのCDを気に入っていたというのは、Mike自身も自分の感覚に近いものを感じたんじゃないかなと思うのですが。

そうですよね。

僕も今日始めてウンベルを体感させていただいて、正直、近い感じの印象を受けたのですが….

だって、Mikeが向うでよく聴いていたって言ってたもん。

そうなんですか?

うん、だから俺より全然知っていて、検索とかもしてたって。

ふとした所の呼吸感というかコード感というか、音の選び方というのが似ているなあと.....

それはやっぱりZappaを通しての流れっていうのがあるのかもしれないですね。僕はZappa的な感じがする時があるから、ちょっとしたコード感とかね、僕もそれは感じる。

今日は、幸せなひと時を与えていただきました。

そうですか。それは良かった。後で呼んできますから、また是非

前日、僕は西原さんから聞いたんですが、Mikeが居ない所で皆さんがスタジオに入ってリハをやられたっていう......

あっ、吉祥寺のスタジオですね。

皆さんがそうやって初めてスタジオに入って“せえの”ではじめた最初の音の印象というかですね

いや、もうほとんど最初からみんな出来上がってる感じでね。

これはいけるなあと?

はい、いける感じはありました。これだったら大丈夫じゃないかなって。まあ、10曲、20曲もあったらちょっとあれだけど、2曲だけだったいうのもあるし、あと菅沼さんは本当にZappaフリークなんでそれが凄い助かったかな、みたいな感じですね。

鬼怒さんが、Mikeに譜面があるか聞いてほしいと言われたのですけど、Mikeにも僕自身も色々探したのですが、無かったんですね。Zappaのオフィシャルサイトでは売っていて購入も可能だったのですが、それでは間に合わないというところだったのですが、菅沼さんは頭に入っていて、譜面を見なくても叩ける位だと、Drumマガジンで解説されていたっていうのも聞きまして、少し安心というかですね、ありがたかったなと(結局鬼怒さんが譜面におこして頂けました)。それでその時にMikeに伝えたのが日本のプレイヤーの方達はBlack Pageをタイトに仕上げているよと。その時でもMikeは少し疑心暗鬼な感じでしたね。

そんな無理やろう、みたいなね。はっはっはっはっは。

それから前日のリハで録ったCDを聴いたら、Mike”ワオ!”って。僕はホテルではMikeの部屋の隣だったのですが、ずーと夜中から朝方まで練習していて、よっぽど気合が入ったのかまさかここまでと思ったのか....僕は早くゆっくり寝たかったんですけどね。

ピッキング強いもんね。

凄いですよね。

凄いよね。本当にあれだけギター、エレキがバリバリが響くのは初めてでした。鬼怒くんも強いなって思ったけど、Mikeは凄いですよね。なんか、ヘビメタの曲弾くみたいにBlack Page弾いているとは思わなかったですね。もっと繊細な感じかなと思ったけど、それがちょっとビックリしたかな。

はっはっはっ。そうですね。多分色々面子や内容によって変えたり、今回自分がメインだし時間も無いしと。

でも、インプロヴィぜーションがあんなに素晴らしいとは思わなかったですね。なんか迷いが無いというか失敗を恐れないっていうか、鼻からそういう頭がないっていうか、日本人の方と演っていると音合わへんかったらどうしようとかみたいなね。インプロなんだから好きにやっていいんだからみたいにね。凄いオープンな感じが好きですね、やっぱり。凄いオープンな人なんだなと、ソロを聴いていて思ったけど、凄い広がる感じが凄い好きですね。内側にひっこんで奥に広がる感じがして、けっしてそういう何ていうんだろう、まあ、彼の曲自体は凄いオープンな曲もあるんだけど、でも彼自身の内面性っていうのが凄い深いところにあるんだなって、それと内側よりも外側に向いているところが共感できるところです。




どちらかというと精神面がプレイに非常に現れるタイプなんじゃないかなと思うんですけど。今回来日した時に聞いたら本当に日本で音楽を楽しみたい、音楽に集中したいと。
だからそれが今回のLiveによく表れていたんじゃないかと。確か、Hoppyさんや鬼怒さんナスノさん、菅沼さんがMikeのソロで楽屋待機中に皆さんが“おいおい、頑張り過ぎちゃうか!俺らはこのまま出なくてもええやないか!みたいなね。

はははっ、そうそう、そうですよね。はい。気合入ってたんですね。嫌だったらやめますもんね。

でも抑えるところは抑えていると。

あのね、凄いギリギリのテンションで演っているのが伝わってきて、そういうのがあるとフロントに立っている人が伝染するじゃないけど、みんなそういう風になっていくんですよね。だからそういうギリギリ感がやっぱり、そんなZappaに認められたような人でも日本だからって手を抜いたりせずに、ギリギリん所でやっぱりあるんだなって凄い勉強になりました。

その後の反応っていうか、ナスノさん自身色々なプレイヤーと演られているじゃないですか。その一部として自分が好きなプレイヤーでもあるZappa Bandの人間と演奏したというところで変化というか自分のなかで変わったっていうのはあります?

凄い自信にはなったというか、アメリカ人がいわゆるそういうロックの形態をやっているまあ本格的にやってまあCDデビューもされて、そういうBigNameの方とかとやられている方とやる機会というのがほとんどないんで、基準がわからないというか、日本人の方とはしょっちゅう演りますけど、そういうまあ、云ったら本当にBig Nameの方とやらしてもらう、ましてやそういうテクニックもあって歌も唄って、曲も素晴らしいし。自分がどの程度、まあ言ったら通用するのかじゃないですけど、認めてもらえる事ができるのかなと興味が凄いあります。っていうのは、ある程度まあ仕事もしているし自信もあるから、

自分自身っていうのもありつつ、何かその、多分一緒にプレイした仲間的なところの感覚としていろんなプレイヤーを凄いなと思うプレイヤーも今までいらっしゃったと思いますが、その中の例えば一人というか、また違う感覚なのかはわかりませんが、その中で多少なりともそのMikeというプレイヤーと一緒に演られたことによって、僕はMikeサイドなので少しでもナスノさんの気持ちの上というか

Mikeは素晴らしかったです。日本でああいう方はいないと思う。うーん、ああいうドーンってオープンに音が前に来る人って少ないと思うし、しかも尚且つテクニックがあるっていう。歌も歌ってキーボードも弾けてって、聞いた事がないですね僕の中では。はい、で、逆に喜んでもらったから凄い嬉しいですね。僕の参加しているアルバムが.....

なるほど。

あっ、すみません、一旦中断させていただいて宜しいですか?ちょっと片付けしなくちゃいけないので。

長すぎますかね?

いえ、とんでもありません。


後編へ続く(後編はUnbeltipoの今堀氏も迎えてのインタビューです)

 











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