JavaScript

●基本的な文法と特徴


●スクリプト実行方法


●変数

命名ルールについて、使用できる文字は Unicode文字、アンダーバー(_)、ドル記号($)、大文字と小文字は区別されます。
代入された値によりデータ型が決まるため、変数に型を指定することはありません。

var 変数名;  //再定義可能な変数
let 変数名;  //再定義不可な変数
const 変数名=初期値;  //値の変更不可
var 変数名1, 変数2, ...;  //複数同時に定義

●データ型


●スコープ

関数の内側の領域(ローカル)と外側の領域(グローバル)とに分かれます。

●算術演算子

+ - * / %(余り) **(べき乗)
+= や ++ などの記述もできます。

Math.ceil(n) 小数点以下を繰り上げ
Math.floor(n) 小数点以下を繰り下げ
Math.round(n) 小数点以下を四捨五入
Math.abs(n) 絶対値
Math.max(n,m) nとmの大きい方
Math.min(n,m) nとmの小さい方
Math.pow(n,m) nのm乗
Math.sqrt(n) nの平方根
Math.random() ランダム

●比較演算子

== != > < >= <= === !==
== != は、数字の 1 と文字列の "1" のように本来は違う型である場合も、同じ型と見なして比較を行ないます。
=== !== では、そうしたことをせず型も内容も同じかどうかで比較を行ないます。

●論理演算子

&& || !

●文字列演算

"abc" + "def" 文字列を連結
"2" - 1 文字列にて引き算をすると数値として計算

.length 文字列の長さ
.charAt(n) n文字目の文字
.substring(from,to) from~to-1文字目の文字
.substring(from) from~残り全ての文字
.substr(from,len) from~len文字分の文字
.substr(from) from~残り全ての文字
.indexOf(key,from) fromを始点に 最初のkey位置
.indexOf(key) 最初のkey位置

●制御構文


if (条件式1) {
  条件式1が真の時処理
} else if (条件式2) {
  条件式2が真の時処理
} else {
  すべての条件式が偽の時処理
}

switch (式) { case ラベルA: 式の評価結果がラベルAと一致する場合の処理 break; case ラベルB: 式の評価結果がラベルBと一致する場合の処理 break; default: 式の評価結果がラベルAともラベルBとも一致しない場合の処理 }
while (条件式) { 条件式が真の時繰り返し処理 } do { 条件式が真の時繰り返し処理 } while (条件式);
for (初期化式; 条件式; 加算式) { 繰り返し処理 } for (i = 0; i < 10; i++) { console.log(i); }
for (変数 in オブジェクト) { 繰り返し処理 }
break #ループ処理終了 continue #現在のループを中断し次のループ処理を開始

●関数定義 def

関数の定義には「function」を使用します。

function 関数名(引数) {
    内部処理
    return 戻り値;
}
※引数、戻り値は省略可能。

関数の引数にはデフォルトの値を設定できます。また、変数として格納することもできます。
var fnc = function(a = 5, b = 10) {
    return a * b;
}
fnc();  //50

●例外処理

例外のハンドリングは「try ~ except ~ else ~ finally」と言う構文で行います。
また、明示的に例外を発生させるには「raise」を使用します。

try {
  【例外が発生するかもしれない処理】
  throw new Error("強制的に例外を投げました");
} catch(e) {    eはエラーの詳細を格納したオブジェクト
  【例外が発生した場合の処理】
  console.error(e);
  console.error(e,name);
  console.error(e,massage);
  if (e instanceof RangeError) {
    【RangeErrorが発生した場合の処理】
  } else {
    throw e; //そのまま例外を発生させる
  }
} finally {
}

●HTML Application(HTA)

HTMLの技術を使って、Windows向けアプリケーションを作る方法です。
Windowsパソコンでは、HTMLファイルの拡張子を .hta にすることでアプリケーションとして動作します。
HTAファイルは、”c:\Windows\system32\mshta.exe”に関連付けられていないと起動できません。
※Win10以降のPCは関連付けされていないため、ショートカットを作るなどします。
ローカルファイルへのアクセスなどが行えるようになります。

・HTA:APPLICATIONタグ
このタグを使えば、アプリケーションらしい外観を整えることができます。
以下、設定できる値の中で、よく使うものを掲載します。
属性意味
iconアイコンファイルのパス ~.ico
idHTAオブジェクトのID thisHTAなどの文字列
maximizeButton最大化ボタンの表示 yes、no(標準はyes)
minimizeButton最小化ボタンの表示 yes、no(標準はyes)
scrollスクロールバーの表示 yes、no、auto(標準はyes)
contextMenu右クリックメニューの表示 yes、no(標準はyes)
showInTaskBarタスクバーへの表示 yes、no(標準はyes)
navigableリンクをウィンドウに読みこむか yes、no(標準はnoで別ウィンドウ)
singleInstance複数起動を禁止する yes、no(標準はno)yesの時はapplicationNameが必要
applicationNameアプリケーション名 uniqueNameなどの文字列


ページトップへ戻る