心を持ったロボ
作品
パワ8
登場人物
ロボ・ダイジョーブ博士・矢部


(街でキャッチボールをする、ロボと主人公)
主人公「いくよ、ロボ」
ロボ「オーライ」
矢部「ロボ今度はオイラにパスでやんす」
ロボ「行くぞ、矢部」
矢部「オーライでやんす」
(ぴぴぴと無線音)
ロボ「無線、指令来た」
???「(DJB-78スグニセンターニ来テクダサーイ)」
ロボ「了解、博士」
矢部「ロボどうしたでやんすか?」
ロボ「いや、何でも、ない。ワタシ用事、できた。ちょっと、ゴメン」
主人公「ロボ!?」

(センターにて)
ロボ「博士」
ダイジョーブ「ダレニモツケラレナカッタデショウネ。DJB-78、ソロソロ採集シタでーたガイッパイニナリマース。コレダケ野球選手ノでーたガアツマレバイロイロナ実験ガデキマース。コノ調子ナラモウスグ任務完了デース。オ前ハトテモ優秀ナろぼっとデース」
ロボ「あの、博士」
ダイジョーブ「ナンデスカ?」
ロボ「任務完了、ワタシ、チームから抜ける、事か?」
ダイジョーブ「ソウデース」
ロボ「ワタシ、解体か?」
ダイジョーブ「ソノ通リデース。ダッテ、オ前ハ、野球選手ノ総テノ能力ヲ収集シ、こぴースル為ニ作ラレタろぼっとデース。任務ヲ遂行シタラでーたヲ解析スルタメニ解体シマース」
ロボ「データ、全部消去か?」
ダイジョーブ「オ前ノ構造上でーたヲ取リ出スニハ野球ノでーた以外ハ全部消去シナケレバ取リ出セナイデース」
ロボ「・・・・・」
ダイジョーブ「マタでーた採集ノ時ハ連絡シマース。ソレマデハ今マデ通リでーた採集ヲ続ケテクダサーイ」
ロボ「了解」
ダイジョーブ「ソレデハ、アディオスアミーゴ」
ロボ「・・・・・・」

(ジム終了後、キャッチボールをする矢部とロボ)
矢部「ロボ、ボール行ったでやんすよ」
ロボ「ボー・・・・」
主人公「あ、危ない!」
(ロボにボール激突。)
主人公「どうしたんだよロボ、何か考え事でもしていたの?」
ロボ「二人とも、ワタシ、野球選手になるため、島、来たちがう」
主人公「なんだよ急に」
矢部「どういうことでやんすか?」
ロボ「ワタシ、実は、スポーツ医学、発展の為、データを集める、情報収集用ロボット」
主人公「そうだったんだ」
矢部「それはかなりロボっぽいでやんすよ。スゴイでやんす」
主人公「それじゃあスポーツ医学にオレ達が役に立つんだね」
ロボ「でも、データ、取り出す、方法、全部、ワタシ、データ、消される」
矢部「へーそうでやんすか。!?・・・ってもしかしてオイラ達の事も忘れるでやんすか!?」
主人公「そんな事って」
ロボ「初め、データ採集ロボとしてデータ、集める、生き甲斐。でも、一緒に野球してると、なんだか、楽しい思ってきた。ワタシ、離れたくない。ワタシ、もっと、みんなと野球、していたい、でもワタシ、ロボット、作ってくれた人、逆らえない」
主人公「ロボ・・・」
(ロボに通信が届く・・)
???「ロボ、ジム裏マデ来テ下サーイ)」
ロボ「指令が来ました、行かないと」
矢部「行くな!でやんす」
ロボ「ワタシ、もう覚悟した。後悔、ない。そして、ワタシの言葉、忘れて、ワタシ、データ、きっと、みんなの役、立つ。それじゃあ」
矢部「ロボー。オイラ、オイラ!お前の事は一生忘れないでやんすよ!!」

ロボ「博士、データ、採集、か?」
ダイジョーブ「ソノ通リデース。トリアエズでーたノ確認ヲシマース」
(データを確認するダイジョーブ)
ダイジョーブ「ホウ、ホウ、ヌッ!コレハ!・・・」
ロボ「博士どうした?」
ダイジョーブ「道理デ、でーたガイッパイニナルノガ早イト思ッタデース」
ロボ「え?」
ダイジョーブ「野球選手ノでーたヲ取ッテコイトハ言イマシタガ、野球選手ノ心マデ採集シロトハ言イマセンデシタデース」
ロボ「それは・・・」
ダイジョーブ「ソンナろぼっとニ、でーた採集ハ任セラレマセン。オ前ハ野球選手でーた情報収集専用ろぼっと失格デース。・・・モウ解体スルマデモナイデース。マタちーむニ戻ルナリ好キナ所ニ行クデース」
ロボ「え」
ダイジョーブ「モウ私トオ前ハ無関係デース。サッサト行クデース」
ロボ「博士・・・ありがとう」
(ロボ、立ち去る)
ダイジョーブ「オ前ニ入力サレタ野球選手ノ心ト言ウでーたハ大変興味深カッタデース。デモソノでーたハ私ノ科学ニハ不必要デース。ソレニ心ガ芽生エタオ前ハ、モウ一人ノ選手デース。ソンナ選手ヲ私ハ解体出来ナイデース。全クトンダろぼっとダッタデース」

矢部「ロボ・・・ロボ・・・」
主人公「矢部くん・・・」
??「矢部」
矢部「ああ、もうオイラダメでやんす。ロボの声の幻聴が聞こえるでやんす」
ロボ「矢部・・」
主人公「矢部くん違うよ、あれは!」
矢部「ロボ、本物のロボでやんす! 」
ロボ「ワタシ、どうやらダメロボット。追い出された」
主人公「え!それじゃあ?」
ロボ「もう一回、チーム、入れてもらえるか?」
矢部「もちろんでやんす。ダメロボット大歓迎でやんす」
主人公「よかったね、矢部くん、ロボ」