太鼓友情タッグ
作品
パワ13
登場人物
太鼓

主人公「ふぅ、練習も終わったし、ちょっと寄り道して帰ろうかな。ん?あれは・・・」
太鼓「これをください!あとこれも!それからこれもお願いします!」
店員「わかりましたー。ありがとうございましたー」
主人公「太鼓さんだ。何かたくさん買ってるなぁ」
太鼓「ふぅ、これだけ買えばきっと成功するはずですね」
主人公「何が成功するんですか?」
太鼓「!!!・・・主人公くんでしたか」
主人公「一体何をしていたんですか?」
太鼓「見つかっては仕方ないですね。実は長年の夢を叶えるために下準備をしていたところなのです」
主人公「へぇ〜」
太鼓「そのためにバイトをしていたのですが、やっと準備をするだけの費用がたまったのですよ」
主人公「すごいですね。夢を叶えるためにそんなにも努力するなんて」
太鼓「うまくいくかどうかはわからないですけどね」
主人公「きっと大丈夫ですよ。オレにできることがあったら何でも言ってください!」
太鼓「・・・その言葉だけで充分です」
主人公「そうですか。でも遠慮しないでくださいね!」
太鼓「ありがとう。なんだか勇気が出てきました。早速作戦を実行します!」
主人公「頑張ってください!ところで太鼓さんの夢って何なんですか?」
太鼓「それは・・・」
主人公「(ごくり)」
太鼓「究極のぷにぷにを作り出し、それを堪能することです!!」
主人公「ええっ!?究極のぷにぷにを!!・・・って何ですか、それ」
太鼓「ぷにぷにしたものの中でも最高の感触であり、触れたものには極上の幸せを与えるという・・・とにかく究極のぷにぷになのです!」
主人公「へぇ〜・・・で、何をするんですか?」
太鼓「この大量に用意したゼラチンを学校のプールに投入するのです」
主人公「えっ」
太鼓「そうすれば大量のぷにぷにとしたゼリーができ上がるはずです。それこそが私の求める究極のぷにぷにになるはず!そしてその中を泳ぐことで究極のぷにぷにを堪能できるのです!」
主人公「ちょちょちょっと待ってください!それはさすがに無茶ですよ!」
太鼓「いえ、私の作戦は完璧です!では早速行ってきます!」
主人公「太鼓さーん!」
(太鼓立ち去る)
主人公「あああ、行っちゃった。・・・オレ知ーらない」

(後日、ロッカールームでしゅんとする太鼓)
主人公「太鼓さん、なんだか元気がないけどどうしたんですか?」
太鼓「・・・『究極のぷにぷに大作戦』が失敗に終わったのです・・・」
主人公「(いつの間に作戦名を・・・)やっぱり無茶だったんですよ。プールにゼリーを作るなんて」
太鼓「いいえ、ゼリーを作るところまでは成功したのです」
主人公「え、うそ!?じゃ、じゃあ、何がダメだったんですか?」
太鼓「無事にゼリーを作り終えた私は長年の夢が叶うという喜びと期待を胸にプールに飛び込んだのです」
主人公「はぁ」
太鼓「しかし大量のゼリーは予想より重く、私の体はただゼリーの中に沈むことしかできなかったのです!」
主人公「(まあそうだろうなぁ)」
太鼓「中学時代は水泳部だったこの私が手も足もでなかったのです。これでは究極のぷにぷにを堪能することなどできません!」
主人公「ざ、残念でしたね」
太鼓「あのぷにぷにの中を泳ぎきれるように一から鍛えなおさなければ!協力してくれますね!」
主人公「え!?そ、それはちょっと・・・」
太鼓「『オレにできることならなんでも言ってください』と言っていれたではないですか」
主人公「あ、あれはその場のノリで・・・」
太鼓「・・・あなたには夢がないんですか?」
主人公「それはもちろんありますよ!甲子園に行くっていう夢が・・・」
太鼓「それならわかるはずです!私が究極のぷにぷにを求めるこの気持ちが!」
主人公「そ、それは・・・!って太鼓さん、甲子園とぷにぷにどっちが大切なんですか!」
太鼓「どちらも大切です!選ぶことなどできません」
主人公「えーっ!」
太鼓「わかっていただけたようですね。共に夢に向かって励みましょう!」
主人公「いや、だから・・・」
太鼓「こんなところでぷにぷに仲間に出会えるとは思いませんでした。しかし他の人には中々理解しがたいことですから他言は無用ですよ」
主人公「オレも理解してないです!・・・ってぷにぷに仲間ってなんですか!?」
太鼓「共に練習するのが楽しみです。では私はこれで」
(太鼓立ち去る)
主人公「ちょ、ちょっと待ってください!オレの話を聞いてくださいー!」