久遠と友沢
作品
パワ13
登場人物
友沢・久遠・矢部

(2年生のお正月・・)
主人公「はー、新年の練習も終わり!でもまだまだ頑張れそうだな。居残り練習していこうっと!」

(室内練習場で練習する友沢)
主人公「お、友沢!お前も居残り練習か。どうせなら一緒にやろうぜ!」
友沢「かまわないぞ。・・・たしか去年も2人で新年に居残り練習していたな」
主人公「そういえばそうだったな。なんかお前とだとイイ感じに練習できるんだよな!」
(久遠登場)
久遠「うーん・・・友沢さんどこだろ?教えて欲しいところがあるんだけど。あ!」
主人公「違うって、もっとこうした方が球威も増すって!」
友沢「だから、お前のやり方だと逆にコントロールが悪くなるんだ!」
主人公「そこはお前の頑張り次第でなんとかなるって」
友沢「まったく・・・」
久遠「(友沢さん達だ。2人で居残り練習かな?・・・友沢さん、楽しそうだな・・・)」
主人公「1回投げてみてよ。絶対効果あるから!」
友沢「しかたないな・・・」
(友沢の1球は球威のある球に)
主人公「ほら!ほら!今のイイ感じだったって!」
友沢「・・・確かに、やってみるものだな。ありがとう」
久遠「(・・・友沢さん達は同じ立場、同じ目線でお互いを高めあっている・・・2人はライバルなんだ。・・・それに比べて僕は、友沢さんについて行くばかりだ・・・!)」
主人公「じゃあ次は俺の練習につきあってもらうぞ」
友沢「フッ・・・しかたないな・・・」
久遠「(そうだ僕は友沢さんの後にばかりいちゃいけない!僕は友沢さんと向き合いたい・・・!)」
(久遠立ち去る)
主人公「?なんかそこに誰かいなかった?」
友沢「気のせいだろう。ほら、行くぞ!」

(2月に入り・・猛練習をする久遠)
主人公「久遠はりきってるなー!まさに猛練習だな」
矢部「実際久遠くんの成長はめまぐるしいでやんす!久遠くんならきっとプロ入りできるでやんす!」
久遠「・・・プロ入りですか。実を言うとね、僕は別にプロにはそんなに興味はないんです」
主人公「ええー!どういうことだ!?」
久遠「最近気付いたんです。僕が行き着きたい所はプロの舞台じゃなくて、友沢先輩の先なんだって」
主人公「友沢の・・・先?」
久遠「生意気かもしれませんが僕はプロになれなくても友沢先輩に勝つことができればそれでいいんです。ずっと目標にしてきた友沢先輩・・・今は、その友沢先輩に勝つことが僕の目標なんです!」
主人公「そうか、あの友沢を越えようっていうんだな?良い意気だぞ久遠!」
久遠「はい、頑張ります!(でもそのことに気付かせてくれたのは先輩なんですよ)」

友沢「・・・フッ・・・俺も早く完成させないとな・・・」

(最後の大会も近づいたある日)
久遠「友沢先輩!ちょっといいですか?」
主人公「久遠、どうしたんだ?ていうか俺お邪魔かな?」
久遠「いえ、かまいませんよ。友沢先輩、ひとつお願いがあります」
友沢「どうした、改まって」
久遠「友沢先輩の最後の夏の大会、エースピッチャーの座をかけて勝負してください!いえ、年下として失礼は承知です!でも、最後に先輩とライバルとして1度でも戦いたいんです!」
友沢「久遠・・・別にかまわんさ。最後の遠征の前日にでもするか」
久遠「は・・・はい!ありがとうございます!!それでは」
(久遠立ち去る)
主人公「手加減する気じゃないだろうな?いや、そんな器用な真似ができるお前じゃないか」
友沢「フッ・・・もちろん全力で戦うさ。それがアイツへの最大の礼儀だ」
主人公「あはは、まったく野球馬鹿だなお前は」

(しかし勝負を直前にして・・・)