| 聖名子と神童 | |||
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作品
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パワ13 | ||
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登場人物
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橘姉妹・神童 | ||
(7月の日曜日・・)
主人公「今日は日曜日だ。あれはみずきちゃん?」
みずき「ふんふふーん♪」
主人公「あ、みずきちゃん。今日はごきげんだね」
みずき「わっかる?今日はデートなのよ」
主人公「え!?デート?」
みずき「冗談よ、お姉ちゃんとショッピング」
主人公「そうなんだ。いいなぁ、いってらっしゃい」
聖名子「おまたせ、みずき」
みずき「おねえちゃんが、1人暮らしを始めたから久しぶりだよね」
聖名子「そうね。・・・みずきごめんね」
みずき「ん?」
聖名子「私が家を出たばかりに、あなたにおじいちゃんの期待が集中しちゃったね」
みずき「ああ、いいの、いいの。そういうの嫌いじゃないから。でも、お姉ちゃんの気持ちちょっと分かるよ・・・」
聖名子「みずき・・・」
みずき「あー辛気臭い、この話はなし!そうだ、近くでプロ野球の試合をやってるから見にいこーよ」
(球場にて)
みずき「オリックス・バファローズの試合だね」
聖名子「う、うん。おねえちゃん野球とかあんまり。あら?あの真ん中の人は?」
みずき「ああ、あれはピッチャーといって・・・」
実況「オリックス先発の神童投手大きく振りかぶって!投げた!(カーン!)打った!」
神童「なに!?」
実況「ファウル!ファウルボールにご注意ください」
みずき「それで右がライトで」
(ボールが至近に)
みずき「ぎゃ!」
聖名子「あ、みずき大丈夫!?」
みずき「なんなのよ!直撃しかけたわよ!あぶないじゃないの!」
聖名子「みずき、ちょっとはしたない・・・」
(球場を出て)
みずき「まったく、最悪だわ!あ、こんな時間、今日は塾があるんだった」
聖名子「そうね、じゃあここで・・・」
神童「すみません」
みずき「あ、神童裕二郎選手だ!」
聖名子「たしか・・・真ん中の人ですね」
みずき「おねえちゃんたら・・・」
神童「僕がファウルを打たれたばかりにご迷惑をおかけしたようで申し訳ありません」
みずき「え、え?私のこと心配してくれてるの?」
神童「おケガはありませんか?」
みずき「は、はい!ケガはありません!」
神童「よかった。そうだ、失礼でなければ、お2人にお詫びをさせてはいただけないでしょうか?」
みずき「え?いいの?」
聖名子「まあ、誠実な方・・・でも、妹は用がありまして」
神童「それは残念だ・・・ ではお姉さんだけでも」
聖名子「でも私は・・・」
神童「このままでは僕の気持ちがおさまりません」
聖名子「そうですか・・・。それではお言葉に甘えて」
みずき「・・・。・・・えーっと。ボール当たったのは私だってばさ」