決意
作品
パワ12
登場人物
神童・守・あおい・渋井・友沢・みずき・矢部

(大会直前。神童のパソコンにアカデミー学長からのメールが届く)
神童「ん?メール。アカデミー学長からか・・・。これは!?」

(グラウンドにて)
矢部「みんな、大変でやんす!」
主人公「どしたの?」
矢部「今、先生達が緊急職員会議をしているでやんすよ」
主人公「え!?」
友沢「・・・」

(職員室にて)
守「なんだって!?アカデミー全国大会で成績が悪く教育能力なしと見なされた学校は廃校だって!?」
神童「しかも、そのメールに、生徒の東日本アカデミーへの転入届けが添付されていた」
渋井「優秀な人材を転入させて、東日本野球アカデミーの引き立て役として尻尾を振れば廃校は許すって事か」
守「つまり、狙いは友沢・・・」
あおい「そんなの横暴よ!」
神童「東日本アカデミー学長とアカデミー会長は同じ人物でね、アカデミーをビジネスとしか考えていないんだよ」
あおい「なんとかならないんですか?」
神童「だが、この条件を飲まないとドラフト前に廃校になり、生徒全員、今年のプロ入りの夢は絶たれる・・・」
渋井「・・・くそ。友沢を差し出すしかねーのか・・・」
守「もう1つ、方法はある」
渋井「え?」
神童「・・・・」
守「たしか、アカデミー学長は前年度に優勝したアカデミーの学長が就任するのが決まりだったはずだ」
あおい「そうか、優勝すれば神童学長が会長になるから、こんな横暴なルールも撤廃できるのね」
神童「・・・残念ながら無理だよ。相手はレギュラーリーガーだ。うちの生徒の敵う相手じゃない」
(外で盗み聞きをしていた生徒が音を立ててしまう)
守「だれだ!?」
(選手たちが職員室に倒れ込んでくる)
選手一同「いたた・・・」
守「お前たち!聞いていたのか」
主人公「神童学長・・・」
神童「・・・」
友沢「オレ、東日本アカデミーに転入しますよ」
守「友沢」
あおい「友沢くん」
神童「そうか・・・。すまん」
主人公「そんなのダメだよ」
神童「!」
主人公「何言っているんだよ!友沢!お前が犠牲になってオレたちが喜ぶとでも思っているのか!」
みずき「そうよ、今言うことを聞いたらどんどんエスカレートするわ」
矢部「オイラ達、誰かを犠牲にしてまでプロに行きたくないでやんす!」
雑魚選手「だよなー!」
主人公「オレたちが勝てばいいんでしょ?なら、勝ってやろうじゃないか!優勝してみんな一緒にプロに行くんだよ!」
選手一同「おおー!」
神童「キミたちの気持ちはわかった。だが、今回ばかりはキミたちの敵う相手じゃ・・・」
守「フッ、らしくないですよ。神童さん」
あおい「夢を与えるために、アカデミーを作ったんでしょ?なら、夢を壊しちゃいけないんじゃないですか?」
渋井「ここまで言われたらやるっきゃねーな」
神童「みんな・・・」
選手一同「神童学長・・・」
神童「・・・そうだな。どうやら、僕は大切な事を忘れていたみたいだね」
選手一同「神童学長!」
守「ま、ボクの指導を受けたんだ。負ける訳ないよな」
あおい「大丈夫、絶対勝とうねみんな」
渋井「まったくグレイトだぜ」
主人公「やろうぜ、友沢」
友沢「フッ、お前たち。まったくバカばっかりだな」
主人公「まったく、バカは余計だよ。よーし、こうなったら、絶対アカデミー全国大会で優勝だ!」
選手一同「おおー!」