シロチョウ科


ツマキチョウ

名古屋市 守山区
1982 4/18
守山区など、名古屋市東部の丘陵地帯で見ることが出来ます。
この個体は、小幡緑地で採集。

モンシロチョウ

名古屋市 西区
1992 10/10
市内各地に普通に見られます。
住宅地でもちょっとした畑があれば発生しています。

キチョウ

名古屋市 西区
1979 9/10
都市部では、普通見ることは出来ませんが、秋になると時々飛来します。
食草の萩の仲間を植えておくと、普段見ないところでも、秋産卵していくことがあります。
東部では、普通に見られます。

ツマグロキチョウ

名古屋市 緑区
2002 9/29
左の写真は、緑区のカワラケツメイの群生した、ちょっとした荒地で採集したものです。
食草のカワラケツメイは、どこにでも生えている植物ではないのですが、
都市部の荒地にも自生することがあり、移動力の強いこの蝶がそんな場所にも生息するようです。
現在、名古屋市の東部に数箇所の局地的な生息地があります。
カワラケツメイが草地の中で目立たないので、調査が難しいのですが、
庄内川などの砂地の川原が残っている場所や大きな池の周りなどで、
まだ生息地が見つかる可能性はあります。
近年減少著しい蝶の一種です。

モンキチョウ

名古屋市 北区
1980 7/13
住宅地ではあまり見ませんが、庄内川や矢田川の河川敷など、
シロツメクサなどの生える、草地の残っている所に見られます。
この個体は、北区の志賀公園という所で採集。当時は、まだ整備が行き届いておらず、
草地が各所に残っていて、この蝶も見ることが出来ましたが、
現在は、きれいに整備されてこの蝶の生息する草地は残っていません。