アゲハチョウ科


アゲハ

愛知県 名古屋市 守山区
1982 4/18
名古屋市内にも、広く普通に見られます。
この個体は、小幡緑地公園の散策路沿いの蝶道で、
飛翔中を採集したのを覚えています。
第一化の春型で、夏に出る夏型より小型。

キアゲハ 以前、西区のニンジン畑によく幼虫がついていましたし、
パセリにもよく産卵していきましたので、住宅地でも、食草があれば飛来するようです。
郊外では、普通に見られると思います。セリ科植物を食草にしています。
アゲハに良く似たチョウで、飛んでいると遠くからでは見分けがつきません。

クロアゲハ 西区のような住宅地では、たまにミカンに卵が産み付けられることがありますが、
めったに見ることは出来ません。
食草はアゲハとほぼ同じミカン科植物ですが、林が無いところでは、あまり見ることは出来ません。
東部の丘陵地帯など林の残っている所では見られます。

モンキアゲハ 以前、名古屋城のカラタチの生け垣の上を飛翔する個体を目撃したことがあります。
都市部ではほとんど見ませんが、東部の丘陵地帯では見ることが出来ます。
上の二種と同じくミカン科植物が食草の大型の蝶。

アオスジアゲハ

愛知県 名古屋市 西区
庄内川河川敷 1992 9/6
この蝶は名古屋の中心部でも、アゲハと共によく見られる蝶です。
公園や神社、街路樹のクスノキで発生しています。
春よりも夏から秋の方がよく見られます。