ここでは、アゲハのかい方をせつめいします。アゲハのたまごやよう虫は、5月〜9月ごろ見られます。
じゅんびする物
プラスチックの水そう アルミホイール だっしめん
よう虫がにげなければ何でもよい。
20×15センチぐらいで
4ひきぐらいかえる
ティッシュペーパー
でもいい

よう虫のとりかた
あげはのよう虫は、 みかんのなかまやさんしょうの木のはを食べます。そういう木をさがして見よう。木の形は、しょく物図かんをしらべるとのっています。 家のまわりにもたくさんあると思います。

たまご

1れいよう虫

5れいよう虫

せい虫

3令よう虫

さなぎ
みかんや さんしょうの木がわかったら、 はの上やうらをさがして見よう。たまごやよう虫が見つかります。たまごやよう虫は、はっぱごともち帰ります。
左の図のように たまごからよう虫、さなぎ、さいごにせい虫へとかわっていきます。 よう虫は、1れいから5れいまで、4回だっぴ(かわをぬぐこと)しながら大きくなっていきます。 1から4れいまでは体の色が黒く、5れいよう虫になるとみどり色になります。さなぎの色は茶色の物もあります。
よう虫をゆびでかるくつつくと、首からオレンジ色のつの(しゅうかくという)を出します。ためしてみましょう。

育てかた
たまごは、 ふか(たまごがかえる)が近くなると、黒っぽくなってきます。 黒っぽくなってきたら、1から2日でよう虫が生まれるので、えさのじゅんびをします。

えさは図のように、水をしみこませた、だっしめんをはのくきにつけて、その上からアルミホイールでつつんでおきます。
また、水そうのそこにはティッシュペーパーをしいておき、毎日とりかえます。その時にふんのそうじもして、水そうの中はいつもきれいにしておきます。 よう虫が小さいうちは、できるだけやわらかいはをやります。 えさが少なくなるか、2日ごとにはえさをとりかえます。いつも新しいえさをやりましょう。
よう虫をはにうつす時は、手でつかまず、 ティッシュペーパーの先を使ってそっとうつすか、新しいはを よう虫に近づけて自分で歩かせるようにします。
よう虫がだっぴする時は、1日か2日じっとしてうごかなくなり、あたまの後ろが のびたようになるので、そっとしておきます。その時に、はからはがしたりするとしんでしまいます。
5れいよう虫になったらえさもたくさん食べるようになるので、 毎日たっぷりやります。5れいよう虫になってから10日くらいたつと、よう虫はどろどろのふんをします。 そうなったらそっとしておきましょう。
しばらく歩き回って、気に入ったばしょが見つかると、水そうのかべや天じょうで体に糸をはって動かなくなります。 このようすを前蛹(ぜんよう)とよびます。
前蛹になってから1日か2日で皮をぬいで、さなぎになります。春や夏にさなぎになったものなら、さなぎになってから 2週間くらいで羽化(うか・せい虫になること)します。
羽化の1〜2日前にはさなぎの皮がすけて、チョウのはねのもようがみえるようになります。ちょうが羽化するのは、 朝の6時くらいから11時くらいで、はじめははねがちぢんでいますが、すぐにはねがのびてとべるようになります。
秋のおそいじきにさなぎになったものは、冬をこすために越冬さなぎ(えっとうさなぎ)になります。 越冬さなぎはよく年の春にちょうになるので、あまりだんぼうや明かりをつけないへやにだいじにおいておきましょう。 3〜5月ごろまでにはせい虫になります。

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