L i b y t h e a c e l t i s
![]() Mar. 2004 愛知県 名古屋市 LARGE SIZE 96k |
複眼の間が、天狗の鼻のようになっているのでこの名前。 このような変わった特徴がある事もあり、テングチョウ科という独立した科に属していますが、 パタパタと滑翔する様子などは、タテハチョウ科に近縁である事を物語っています。 古い時代にタテハチョウの仲間から枝分かれした、少し原始的な種類とされています。
アジアからヨーロッパ、北米まで、かなり広い範囲に分布する蝶で、日本では北海道の南部から南西諸島まで各地に分布。 幼虫の食樹である榎のある雑木林や山地の渓谷沿いで、よく観察することが出来ます。 あまり目立つ蝶ではありませんが、珍しい種類ではありません。 |