シータテハ

P o l y g o n i a  c - a l b u m


OM-4Ti ZUIKO MACRO 135mm F4.5
Sep. 1998 長野県 南安曇郡 安曇村
LARGE SIZE 61k
Cタテハ。ちょっと変わった名前の蝶ですが、後翅裏面の”C”の字の斑紋に由来しています。
外観も飛びかたも、近縁のキタテハに良く似ていますが、シータテハの方は、翅のギザギザが 尖っていないので区別できます。

国外では、広くユーラシア大陸の北部に分布し、日本では、北海道と本州 四国 九州の山地帯に分布。 寒冷地を好み、暖地には見られません。
幼虫は、ハルニレやエノキ、イラクサの仲間などを食べ、普通、夏と秋の年二回発生します。 落葉広葉樹の生えるような山地の渓谷沿いで、路上や崖に吸水に集まっているのをよく見かけます。