後翅に小さな尾状突起のある小型の蝶。
羽を広げると20mm内外で、ちょうどヤマトシジミと同じ大きさです。
翅表は雄の場合濃いブルー。雌は黒色で、時に水色の鱗紛を散りばめることもあります。
日本全国の平地から山地に普通に見ることができ、
海外では台湾と朝鮮から中国 ヨーロッパなどユーラシア大陸北部に分布しています。
食草は萩の仲間やヤハズソウ コマツナギ シロツメクサ など各種のマメ科植物で、
これらの自生する、河川敷 堤防 空き地 耕作地周辺などの草地で見ることができます。
ヤマトシジミほど都市部には見られませんが、人家周辺に身近に見られる蝶の一つで、
早春から秋まで年に何度も発生を繰り返します。
Apr. 2002 愛知県 藤岡町
レンゲソウのピンクに綺麗なブルーの翅が映えます
Aug. 2017 愛知県 名古屋市
草間に佇む雄
後翅のオレンジ色の斑紋と尾状突起が特徴です