マサキウラナミジャノメ

Y p t h i m a  m a s a k i i


OM-2n ZUIKO MACRO 90mm/f2
Oct. 1997 沖縄県 八重山郡 竹富町 (西表島)
LARGE SIZE(60k)
日本の西表島と石垣島のみに分布する特産種。
両島では、林道などの林縁部で普通に見ることができます。
八重山諸島は、島として独立した年代が古いため、他にもいくつかの固有種が知られています。

日本には、近縁種が数種棲息していますが、本土を中心にごく普通に見られる、 ヒメウラナミジャノメなどと比べると、裏面の波模様などが派手になっていて、いかにも南国の蝶といった感じです。
日差しの強い地方ほど、蝶も派手な色彩になるそうです。
飛びかたは、他のウラナミジャノメの仲間同様、ピョンピョンと跳ねるような独特の飛びかたです。

幼虫はいろいろなイネ科植物を食べ、成虫は真冬を除いてほぼ一年中見ることができます。